[レポート] Elastic Beanstalkでアップデート!?最新情報をラスベガスからお届け!! #reinvent
こんにちは(U・ω・U)
AWS事業部の深澤です。
Elastic Beanstalk触っていますか??「Deploy your code, scale your application, and lower cloud costs using Elastic Beanstalk」というセッションでいくつかElastic Beanstalkに関するアップデートの案内がありました。セッションに参加してきましたので、セッションのレポートをお届けします!!
アジェンダ
- AWS Elastic Beanstalk: a set of tools in your productivity toolkit
- [DEMO] Migrate yout application + Try it at home kit.
- [DEMO] Using Docker containers on Elastic Beanstalk
- Advanced use case: CI/CD, Blue/Green
- [EXCLUSIVE]: Elastic Beanstalk feature launches
- [DEMO] Machine Learning on Elastic Beanstalk
本ブログではDEMOの内容は省略させていただきますm(_ _)m
AWS Elastic Beanstalk: a set of tools in your productivity toolkit
- まずはサービスの概要を説明
- 環境に必要なインフラストラクチャのセットアップで威力を発揮
- AWS Elastic Beanstalkがサービスのために必要な環境をセットアップする
- インフラだけではなくWebサーバーアプリケーションサーバーのようなミドルウェアも提供
- アプリケーションに基づいて選択できるセットが12個存在する
- アプリケーションへのトラフィック負荷に基づきスケール可能
- アプリケーションの健全性やアプリケーションのロードバランサーと言ったリソース群を監視
- コンテナにも対応可能
- 課金はサービスを通して使用することになるリソースに対してのみ支払う
- 環境に必要なインフラストラクチャのセットアップで威力を発揮
Advanced use case: CI/CD, Blue/Green
- CI/CD
- 定期的にコードを取得してアプリケーションに組み込み、テストを行い継続的に本番環境にデプロイ
- 危険に聞こえるかもしれないが、たまに展開するようなモノリシックな作業を行うよりも、継続的な統合と展開を行う方が安全であることが示されている
- Elastic Beanstalkでは、CodeCommit + CodeBuildをCodepipelineでラップすることでこれを簡単に実現できる
- 今回はAWSのツールを紹介したが、別のツールでも実現可能
- 定期的にコードを取得してアプリケーションに組み込み、テストを行い継続的に本番環境にデプロイ
- Blue/Green
- グリーンバージョンである新しいバージョンを作成&テストして正常に動作することを確認後、グリーンバージョンに切り替え
- Elastic Beanstalkではこれを高度な次元で実現可能
- 環境を複製して、クローズドな環境の中でテスト/切り替えが行える
- Elastic Beanstalkではこれを高度な次元で実現可能
- グリーンバージョンである新しいバージョンを作成&テストして正常に動作することを確認後、グリーンバージョンに切り替え
[EXCLUSIVE]: Elastic Beanstalk feature launches ★新機能
お待たせしました!今回発表された新機能についてです。今回の発表に含まれたのは以下の通り (注意:最近新しくなった機能なので、必ずしもre:Inventのタイミングでリリースされたものではありません。)
Enable scaling with EC2 Spot Instances
- EC2スポットインスタンスでスケーリングを有効にすることが可能になった
- スポットインスタンスを使用してアプリケーションをスケーリングし、保存
- 追加の継続的な運用努力は必要ない
- EB CLI、管理コンソール、およびAPIで利用可能
Managed Updates now turned on by default
- 管理アップデートはデフォルトで有効になった
- セキュリティ修正、パッチ、マイナーアップデートを自動的に適用
- ランダムに更新ウィンドウが選択
- 電源を入れてもアプリケーションの可用性は変わらない
New platform: Amazon Linux 2 with Open JDK Correto 8, 11(BETA)
- Amazon Correttoは、無料オープンJava開発キットのマルチプラットフォーム生産対応ディストリビューション
- 現在はまだBETA版のため実際の利用には要注意
最後に
Elastic BeanstalkはAWSでは数少ない(というか唯一といっても過言ではない)PaaSサービスなので、PaaS大好きな僕にとっては大変嬉しいアップデートです!EC2でインフラを作るのはちょっと…。でもコンテナは敷居が高い…。という方は是非一度ご検討いただくのも良いのではないでしょうか。
以上、深澤(@shun_quartet)でした!
re:Inventの最新情報をどんどん呟いておりますので良かったら覗いてみてくださいm(_ _)m