【レポート】ブロックチェーンを使用したエンタープライズソリューション:ネスレ、ソニーミュージック、Workday BLC204 #reinvent

2019.12.05

どうも!大阪オフィスの西村です。

本記事はAWS re:Invent 2019の「Enterprise solutions with blockchain: Nestlé, Sony Music, & Workday」のセッションレポートです。

概要

Blockchain technology is evolving rapidly. Are you ready to take advantage of blockchain for enterprise? In this session, learn about the benefits of blockchain and its use cases for enterprise. You also get to hear directly from Jonathan Fritz, head of Amazon Managed Blockchain, and from such customers as Nestlé, Sony Music Entertainment Japan, and Workday.

ブロックチェーン技術は急速に進化しています。企業向けのブロックチェーンを活用する準備はできていますか?このセッションでは、ブロックチェーンのメリットとエンタープライズ向けのユースケースについて学びます。また、Amazon Managed Blockchainの責任者であるJonathan Fritzから、ネスレ、ソニーミュージックエンターテインメントジャパン、Workdayなどの顧客から直接話を聞くこともできます。

動画のリンク

https://www.youtube.com/watch?v=UxroP6xf9ZM

内容

▼アジェンダ

  • ブロックチェーンの紹介
  • Workday:デジタル認証情報管理
  • Sony Music:シンプルな音楽constracts
  • ネスレ:製品の透明性を高める
  • 結論

ブロックチェーンは分散型の信頼性のあるネットワークを可能にします。

▼ブロックチェーンがもつ課題を解決するために去年Amazon Managed Blockchainを発表し、今年GAされました。

ブロックチェーンの作成とブロックチェーンネットワークの管理を簡単にします。

対応フレームワークはHyperledger FabricとEthereum(comming soon)です。

20分で立ち上がり、稼働させることができます。料金は使った分だけです。

▼ブロックチェーンは多くの産業に適応できます。

▼Workdayの事例紹介です。

▼社員の財務管理と資本管理戦略プランや人事管理の製品を扱う行うソフトウェアベンダーです。

▼資格情報の検証と発行

  • HCMを介して
  • 直接プラットホームを介して
  • APIを介して

資格情報はブロックチェーンによって裏付けるされます。

▼新しいアプリケーションを作りました。

個人が鍵を管理できるようになります。新しいデジタルアイデンティティを定着させます。

データをエッジに移動し、ネットワークで操作履歴をブロックチェーンによって裏付けします。

▼実際のデモ映像を流します。ブロックチェーンによって管理された資格情報でちゃんと専門知識を持っているということを保証します。

▼新しいアーキテクチャで自己主権アイデンティティと呼ばれます。

ユーザー制御するためデータの概念を完全に変えるアーキテクチャです。

▼なぜAmazon Managed Blockchainを選んだのか

  • マネージドなどの強みを活用するため
  • パートナー採用を容易にするため
  • テクノロジープラットホームと連携するため、他AWSサービスなど
  • AWSはすばらしいチームメイト

▼Hyperledger Fabric on Managed Blockchainでアプリケーションが動いています。

▼ブロックチェーンの仕様そっているためサードパーティと連携することができます。

▼次のステップ

  • 2020年に限定リリースを実施
  • 早期導入者との連携
  • 既存製品との統合

▼Amazon Managed Blockchainの次のステップ

  • モニタリングと可視性の向上
  • コンソーシアムのメンバーを本番環境で稼働させる
  • トランザクションをスケールアップして使用する
  • パイオニアとパートナー

▼ここで登壇者が交代します。

▼ソニーミュージックによる事例紹介です。

▼アジェンダ

  • 会社紹介
  • 日本の音楽業界における挑戦
  • Amazon Managed Blockchain 構築
  • アーキテクチャ

▼音楽を作る人はコンテンツを消費者に届けたいことが目的です。

日本における契約形態が複雑でそれを解決したいという思いでブロックチェーン技術を取り入れました。

▼実際の契約フロー

1.作曲家は音楽出版者とリリースコンテンツの契約をする

2.音楽出版は配信サービスと契約する

3.配信サービスはコンテンツを消費者に届ける

▼すべての契約は紙で署名される

管理がとても大変で、人件費が非常に高くなります。

複数の音楽出版社が複数の配信サービスと紙で契約して管理しており、各々が独自のシステムで管理していためです。

▼契約フローが複雑

紙をつかっているため人件費が増加する

それぞれの組織が独自のシステムを使っている

▼この問題を解決するためにブロックチェーンを利用しました。

▼ブロックチェーンを使うことによる3つのメリット

  • 複雑な契約フローをシンプルに
  • 管理コストや人件費を削減できる
  • 各組織が最新の契約情報を保持できる

▼なぜAmazon Managed Blockchainを選んだか

  • Hyperledger Fabricをサポートしているから
  • 使用が簡単だから
  • コストを抑えられるから
  • 他のAWSサービスと統合できるから

▼アーキテクチャの紹介

▼登壇者が交代してネスレの事例紹介です

イノベーションの課題

優れた製品をどうやって提供するか

テクノロジーはどのように役割を果たすか

3つの価値を提供

  • 優れた味を提供
  • 報酬のベストプラクティス
  • コラボレーションの促進

▼ビジネスチャンスとテクノロジーの課題

ユーザはコーヒを見るとき、どこのコーヒーかなど属性情報をみるためコーヒー豆の場所、処理方法、コーヒーグレード、鮮度、焙煎レベルなどの情報を共有します。また、リアルタイムなデータでコレボレーションの改善と需要を予測します。さらに、クラス最高のプラクティスを提供します。

▼データコレボレーションの課題

階層構造となっているため、情報の取得が困難になります。

▼AWSはどうやってネストの課題を解決するか

リアルタイムデータコレボレーションによりプレミアムコーヒーを提供できる

ブロックチェーンの品質

  • パートナーが台帳にアクセスし照会する
  • 監視可能な排出プロセス
  • 施設とパートナー間の検証プロセス

▼実際に製品をトラッキングするデモ

QRコードと商品情報が紐付いています

▼アーキテクチャの説明

▼どうやって非集権的にするか、3つの事例をもとにブロックチェーン活用しましょう

▼ブロックチェーンを活用したビールハブとカフェをARIAで展示しているのでチェックしてみてください

▼関連セッション情報です

感想

ブロックチェーンを実際に活用した事例が3つも紹介され、とても興味深い内容でした。

いろんな産業で活用が期待されているブロックチェーンですが今後の展開が楽しみです。

ブロックチェーンっていろいろ騒がれているけど実際に使ってみた事例を知りたい、という方におすすめのセッションでした。気になる方は動画も含めてチェックしてみてください。

誰かの参考になれば幸いです。