Chalk Talk参加のススメ #reinvent

Chalk Talk参加のススメ #reinvent

Clock Icon2022.12.01

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こんにちは、つくぼし(tsukuboshi0755)です!

現在、re:inventでラスベガスへの現地参加真っ最中です。

様々なセッションの内、たまたまChalk Talkに参加した所かなり面白かったので、どう言うセッションタイプなのか本記事で紹介したいと思います!

Chalk Talkとは

AWSに関するサービスを、少人数(40-50人程度)を対象にした対話型セッションです。

Chalk Talkの魅力は、スピーカーと聴講者との間で交わされるディスカッションにあります。

スピーカーの方が単に講義の説明をするだけにとどまらず、聴講者もスピーカーにガンガン質問するため、AWSに関する様々なディスカッションを間近で見る事が可能です。

またスピーカーの隣にホワイトボードが用意されており、必要に応じて講義やディスカッションの補足として使用していたりします。

イメージで言うと、大学の講義が一番近いのではないかな〜と考えてます。

なお、re:invent現地参加限定のセッションとなります。(動画配信はありません)

以下、公式の概要を転載します。

Chalk talks are a highly interactive content format with a small audience. Each begins with a short lecture (10–15 minutes) delivered by an AWS expert, followed by a 45- or 50-minute Q&A session with the audience. The goal is to foster a technical discussion around real-world architecture challenges. Chalk talks are one hour long and contain expert-level content presented by AWS experts.


チョーク トークは、少人数の聴衆を対象とした高度にインタラクティブなコンテンツ形式です。いずれも、AWS の専門家による短い講義 (10 ~ 15 分) で始まり、続いて聴衆との 45 分または 50 分の Q&A セッションが続きます。目標は、現実世界のアーキテクチャの課題に関する技術的な議論を促進することです。チョークトークは 1 時間の長さで、AWS の専門家が提示する専門家レベルのコンテンツが含まれています。

Chalk Talkの例

以下、私がre:invent2022にて参加したProvisioning, automating, and orchestrating IaC on AWS - DOP204を元に、Chalk Talkがどのように進むのか説明させて頂きますね。

ちなみにこちらのChalk Talkでは、cfn-lintの開発者の方がスピーカーを務めておりました。(めっちゃ豪華!)

基本はスピーカーが、テーマに対する講義を実施していきます。

今回はIaC全般の説明から始まり、そこからCloudFormation及びCDKについて説明されていました。
(スライド画像が粗いのはご容赦ください。。。)

そして講義が進む最中で、聴講者から非常に多種多様な質問が飛び交います。

例として、今回のChalk Talkでは、例として以下のようなディスカッションが発生していました。

  • CloudFormation/CDKの使用期間
  • CloudFormationの検査方法
  • テンプレートが別アカウントのS3バケットに格納されている場合に使用できるか
  • テンプレートをS3バケットに格納して使用する際のS3への権限付与方法

上記以外にも、多種多様なディスカッションが交わされました。

またスピーカーの話に対して聴講者が共感を入れたり、聴講者の質問に対して別の聴講者がスピーカーの代わりに補足を入れたりと、聴講者側もかなり自由にディスカッションできる環境になっているように感じました。

またChalk Talkでは、かなりディスカッションに時間を割くため、講義時間をフルで使う事が多いです。

今回の講義でも、時間内に全ての質問が終わらず、講義終了後も聴講者がスピーカーに質問している様子が伺えました。

Chalk Talkで求められる英語レベル

英語でのディスカッションがガンガン行われるせいで、文字起こしが正確に反応しにくいため、自分自身が多少は英語を聞き取れるレベルであると、よりChalk Talkを楽しめるのではないかと思ってます。

もし可能であれば、英語が話せると自分もスピーカーにどんどん質問できるようになるので、より楽しめると思います!

私は英語の聞き取りはかろうじて少しはできるものの、全く話せないに等しいので、Chalk Talkでは聞き側に徹してました!

なお議論を聞くだけでも、私も一度は考えた事があるようなディスカッションテーマばかりで、かなり興味深かったです。

最後に

今回はChalk Talkの魅力について、解説させて頂きました!

聴講者参加型のセッションになっているため、他のセッションタイプとは一味違った面白さを楽しめると思います。

個人的に議論するのはかなり好きなので、次回Chalk Talk参加する機会があれば、今度はある程度英語話せるようになってから質問してみたいです...!

もしre:inventに今後現地で参加される方は、ぜひChalk Talkにも積極的に参加してみてはいかがでしょうか。

以上、つくぼし(tsukuboshi0755)でした!

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