re:Playのアトラクション Button Mash に参加して、勝利してきました!! #reinvent

2022.12.02

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

はじめに

こんちには。

データアナリティクス事業本部 機械学習チームの中村です。

本記事では、re:Invent 2022の木曜夜のre:Playにあったアトラクションで、Button Mashというものがありましたので、参加して勝利までの道筋をどのように考えたのかブログにしたいと思います。

Button Mashについて

ルールは以下のように記載があります。

Step on the floor panel to enter the game and wait for the countdown.

Step up and down as fast as you can to raise your bar to the finish line.

Winner is the winner!

(日本語)

床のパネルを踏んでゲームに入り、カウントダウンを待ちます。

できるだけ早くステップアップしてバーを上げ、ゴールを目指します。

勝った人が優勝です!

外観

以下のような見た目をしています。

足元にパネルがあり、これを踏んだ回数で正面のバーが上昇していく仕組みです。

頂上までバーが一番先に到達すれば勝利というわけです。ルールは単純明快です。

なお、列に並んでいる人から10~15人程度のbatch sizeにsliceされ、その人数で勝者を決めます。

EDA:探索的データ分析(第1段階)

まあまあ順番まで行列がありましたので、同僚と私の2名で参加して、前のゲームの傾向を分析していました。初期のEDAの結果分かったことは以下です。

  • 足を小刻みに動かしている人が勝利している
  • ゲームによっては、年配の方でも勝利している

このことから以下の仮説を立てました。

  • 足を強く振り上げることや一歩一歩の力の強さ自体はスコアに影響しない。
  • 正確にステップを速く刻むことの方が重要に思われる。

この仮説をさらに先のゲームで検証しました。

EDA:探索的データ分析(第2段階)

列が進むと、より試合の様子を近くで観察することができました。

観察した結果どうやら、ステップを踏んだ際に、パネル自体が少しフラッシュしているということが分かりました。

そこで、このフラッシュがステップとカウントされているのでは?と仮説を立てました。

また正しくステップを踏んでいるように見えても、フラッシュがあまり発生していない人もいらっしゃいました。

このことから、個体差なども考えられ、ちょっとハックするのが難しい印象を持ちましたが、ここまで得られた情報から方針を検討することにしました。

方針

方針ですが、以下を念頭におきました。

  • 個体差があるので、フラッシュさせるルールが不明
  • ただし、開始前にパネルを踏んで良い時間が多少ある

ですので、練習時に実際パネルを踏むことで、フラッシュさせる踏み方をあらかじめつかむ方針としました。この方針は同僚と私で共有してゲームに臨むことにしました。

実際の結果

Ready Go!(左から5番目が私、左から4番目が同僚です)

序盤は出遅れて、他の方がトップを走っています。(現在のトップには王冠がついています)

中盤は奥の方がリードしています。まだフラッシュのコツを2人ともつかみ切れていません。

後半になり、徐々にコツをつかみトップに立ちました!同僚も同様で2人で争っているような状況です。

何とか逃げ切り、勝利しました!

普段の山登りが良い結果をもたらしたのかもしれません。最終的には、体力勝負で分析というよりは気合だった気もしますが、フラッシュしているということに気が付けたのは良かったかなと思いました。

勝利の後も周りの方に祝福して頂き、とても温かい雰囲気で楽しめました。

まとめ

いかがでしたでしょうか。re:Playにはこのほかにも様々なアトラクションやライブなどがありますので、re:Inventに参加された際はぜひプレイしてみてください。