[ワークショップ] FSx の機能を使って RPO や RTO の短縮方法を学ぶ「Increase your database agility with Amazon FSx」に参加しました(STG316) #AWSreInvent

[ワークショップ] FSx の機能を使って RPO や RTO の短縮方法を学ぶ「Increase your database agility with Amazon FSx」に参加しました(STG316) #AWSreInvent

Clock Icon2023.12.10

いわさです。

AWS re:Invent 2023 のワークショップである「STG316: Increase your database agility with Amazon FSx」に参加してきました。
月曜日初日のワークショップということもあってか、かなり席が埋まっていました。私にとっても今回の re:Invent 初日の枠だったのでいよいよ始まるぞという気持ちでした。

会場雰囲気

席に座って開始を待っていると、スタッフの方が声をかけてくれました。

「よくきたな、お前にはこれをやろう」

FSx for NetApp ONTAP のステッカーです。やったぜ。

ワークショップの概要

re:Invent 2023 公式サイトのワークショップ概要を Amazon Translate で翻訳した内容が以下となります。

SQL Server、PostgreSQL、Oracle、SAP HANA などのデータベースをクラウドに移行することは、お客様の旅の重要な部分です。このワークショップでは、Amazon FSx を使用して Amazon EC2 上のセルフマネージドデータベースについて学び、SQL Server、PostgreSQL、MySQL を実際に使ってみましょう。Amazon FSx の高度なスナップショット、クローニング、バックアップ、およびレプリケーション機能によって、RPO/RTO を数時間から数秒に短縮する方法をご覧ください。次に、運用だけでなく、ゼロスペースクローニングを使用して開発者に独自のデータベースのコピーを即座に提供することで、開発と更新のサイクルを短縮する方法のデモンストレーションをご覧ください。参加するにはノートパソコンを持参する必要があります。

RDS を使わずに EC2 + FSx でセルフマネージドにデータベースをホスティングした際に、FSx のクローン作成機能を使って本番データベースから開発データベースを作成する流れを体験しました。

スピーカー

  • James Kuhlke
  • Naim Mucaj

LEVEL

  • 300

ワークショップ内容

このワークショップは次のコースからどちらか 1 つを選択する流れになっています。

  • PostgreSQL on FSx for OpenZFS
  • MariaDB on FSx for ONTAP
  • SQL Server on FSx for ONTAP

私は「SQL Server on FSx for ONTAP」を選択しました。
アーキテクチャー構成は次のようになっていて、別々の VPC で SQL Server on FSxN が稼働しています。

ワークショップでは本番環境に NetApp SnapCenter をインストールし、別 VPC へデータベースの複製を行う流れを体験します。

ワークショップアーキテクチャ

私は今回 NetApp SnapCenter を初めて使いました。
調べてみると、Microsoft SQL Server などいくつかのアプリケーションを対象に、アプリケーション整合性のあるデータ保護や、リストア、クローンなど様々な機能を提供するプラットフォームとのこと。

このワークショップでは SnapCenter のインストールを行い、SnapCenter のクローン機能で開発データベースの作成を行います。

レベル 300 ということもあってか、ワークショップ手順に従って SnapCenter を操作するだけで良いです。
AWS マネジメントコンソールから IP アドレスなどを確認しつつ、SnapCenter 上でストレージを認識させ、クローンを実施します。

SnapCenter - Add Storage System

SnapCenter - Clone状況のモニタリング

あとは SSMS で、開発環境へクローンしたサンプルデータベースにアクセスできるか確認するだけです。

SSMSでデータベースクローンを確認

ワークショップの中では本番データベースと開発データベースのストレージ消費量の違いなども確認します。
ワークショップでデモンストレーションとして体験できるのはクローン部分のみですが前半の講義部分では関連したアーキテクチャーや高度な機能の紹介などに時間が割かれていました。

セッションタイトルで調べてみたところ、ワークショップスライドは公開されていますね。イベントコードは使えませんでしたが。

Workshop Studio template for AWS re:Invent 2023

さいごに

本日は FSx の機能を使って RPO や RTO の短縮方法を学ぶ「Increase your database agility with Amazon FSx」に参加した様子をレポートしてみました。

re:Invent のワークショップは終わった人からどんどん途中退室する感じなんですが、今回は私が SnapCenter の操作に慣れておらず、終了ギリギリまでワークショップに参加していました。

するとスタッフの方が声をかけてくれました。

「頑張ってるようだな。お前には良いものをやろう」

fsx2

2 枚目を頂きました。やったぜ。

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