![[Expo] AWS Summit Japan でも展示されていた「Smart Architecting Poker」の進化版をラスベガスで遊ぶ #AWSreInvent](https://images.ctfassets.net/ct0aopd36mqt/66I4PY3oQ3Zp6Uccbyl8JS/a83daadd1de552a21672487de6806938/reinvent2025_devio_from_vegas_w1200h630.png?w=3840&fm=webp)
[Expo] AWS Summit Japan でも展示されていた「Smart Architecting Poker」の進化版をラスベガスで遊ぶ #AWSreInvent
いわさです。
AWS re:Invent 2025 に現地で参加中です。
Expo 会場シアター3のあたりにある Builders'Fair エリア内にて Smart Architecting Poker というものが展示されていました。

日本人の方でこれを見て「おっ」と思った方もいるかもしれません。
実はこの Smart Architecting Poker は今年の AWS Summit Japan でも展示されていました。実際に遊ばれた方も多いかもしれません。
Smart Architecting Poker とは
• アーキテクティングをポーカーライクなゲーム性に落とし込んだオンラインカードゲームです︕
• AWS で⽤途に応じてよく利⽤されるサービスの組み合わせを遊びながら学ぶことができます
• 本展⽰ではこちらのゲームを実際に遊んでいただけます
• ゲームサーバーは Amazon EKS Auto Mode 上で動作しており、そのリファレンスとしても必⾒です
AWS_Summit_2025_B-121A_SmartArchitectingPoker.pdf より
今回 re:Invent 2025 の Expo 会場で展示されており、遊んできました。
お話を聞いてみると AWS Summit Japan 2025 のころからアーキテクチャに追加された部分があり、そちらもリファレンスとして非常におもしろい話を聞くことが出来ました。
いってみよう
AWS re:Invent 2025 の Expo 会場はとんでもなく広いので迷われる方もいらっしゃるかもしれません。
SWAG ブース会場側の入口から見て右奥のエリアにシアター3というエリアがあります。
その一角に Builders'Fair というコーナーがありまして、その中のブースのひとつです。

こちらは AWS さんの展示になりまして、私が行ったときには日本人のソリューションアーキテクトの方が3名担当されていました。

ここではクライアント端末が展示されており、その端末上からゲームで実際に遊ぶことが出来ます。

ゲームの内容自体は AWS Summit Japan のころと同じで、スマートフォンアプリから遊ぶことも出来るのですが、AWS アイコンを組み合わせてスマートなアーキテクチャの組み合わせをたくさん作ることができれば高得点を取ることが出来ます。
私が遊んだときには 190 点でした。
アーキテクチャ
ゲームサーバーとクライアントのアーキテクチャは次のようなものです。
ゲームサーバーは EKS で構築されています。
AWS のゲームといえば Amazon GameLift などのサービスもありますが、今回は柔軟性・拡張性のある EKS を選定されているそうです。
Open Match と Agones
どちらも Kubernetes で利用できる、マッチメイキングフレームワークである「Open Match」と、マルチプレイヤーゲームサーバーのプラットフォームである「Agones」を使っています。この構成は実際のゲーム開発の現場でもよく使われる構成だそうです。

Amazon GameLift は逆にさっとすぐにサーバー構築してまるっとゲームサーバー機能を使うことが多いと教えてもらいました。
EKS Auto Mode
また、このアーキテクチャでは EKS Auto Mode が利用されています。
ESK Auto Mode は昨年の re:Invent 2024 で発表された EKS の新機能です。
EKS Auto Mode のマネージドなプロビジョニング機能と Agones を連携させているそうです。
新機能(観戦機能)
色々お話を伺っていると、どうやら AWS Summit Japan 2025 の時にはなかったポイントがあるそうです。
それがこちらの大きなモニタに表示されている順位を観戦する画面です。

先程のアーキテクチャはクライアントとサーバーでゲームセッションを貼った際に WebSocket 通信を行います。
今回のゲームには観戦機能が追加されているのですが、通常のゲームクライアントと同じように WebSocket を使った構成を取ることも出来ましたがそうしていません。
この観戦機能のアーキテクチャはこちらになります。

ゲームサーバーが最新スコア情報をデータストアである DynamoDB へ書き込みつつ、AppSync Events にイベントを送信しています。
観戦用端末は Subscribe し、イベント受信時にニアリアルタイムで画面の更新をします。
また、初回のアクセス時はゲームの最新スコア状態を DynamoDB(+ API Gateway + Lambda)から取得し、最新スコア取得以降は AppSync Events のデータを反映させる形になっているみたいです。
さいごに
本日は AWS Summit Japan でも展示されていた「Smart Architecting Poker」の進化版をラスベガスで遊ぶ機会があったので、展示の様子やアーキテクチャについて紹介させて頂きました。
現地にいる方はぜひ遊びに行ってみてください。
AWS for Games のリファレンスアーキテクチャーとして非常に学びになりますし、日本語で質問できるのが良いですね。
また、Smart Architecting Poker 自体はオンラインでどこからでも利用することが出来るのでぜひみなさん遊んでみてください。シンプルでおもしろかったです。






