[レポート] Amazon QuickSightを使用して分析をアプリケーションに組み込む #reinvent #ANT217

2019.12.03

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はじめに

本記事は「Embedding analytics into applications with Amazon QuickSight」のレポートです。 このセッションではQuickSightsを使用したデータ視覚化/分析と方法を学びます。また、ユーザーがQuickSightを選択した事例/理由も合わせて紹介されました。

セッション概要

Learn how to easily enhance your applications with rich, interactive data visualizations and analytics without any custom development. Hear from AWS customers that are using Amazon QuickSight’s embedded analytics capabilities and APIs to programmatically manage and deploy powerful dashboards and reporting features into their applications.

レポート

アジェンダ

  • 組み込み分析の旅
  • Amazon QuickSightsを選ぶ理由
  • QuickSightsの新機能
  • 顧客事例:ClubOS
  • 顧客事例:キャピタルワン

組み込み分析の旅

なぜ分析をするのか

  • 今日のシステムとアプリケーションは、トランザクションデータや面白いデータを大量に生成する
  • このデータはユーザーの行動パターンなど何が起こっているかを知っている
  • エンドユーザーや管理者はこのデータを元に議論をしたい

組み込み分析の旅のメリット

  • ユーザーのエンゲージメントを高める
  • 差別化を生み出す
  • アップセルの機会を生み出す

組み込み分析のソフトを自前で作る or 購入する

  • 自前で作成するメリット
    • 社内のリソースを活用できる
    • 低い先行投資リスク
    • 全てのビルドを管理できる
  • 自前で作成するデメリット
    • 専用のUI/UXリソースが必要
    • 常にメンテナンスが必要
    • BI機能の複製が困難
    • スケールが困難
  • 購入するメリット
    • 市場投入までの時間を短縮
    • リソースをコア製品に集中できる
  • 購入するデメリット
    • サーバー管理が必要
      • 予測計画とBIサーバーの展開
      • スケールを恐る

Amazon QuickSightsを選ぶ理由

  • クラウドネイティブ(No servers、Auo-Scalie)
  • 迅速な同意のパフォーマンス
  • AWSと完全に統合
  • MLインサイト
  • 安全でグローバル
  • 全ての人にインサイトを提供
  • 展開と保守が簡単
  • コスモタイズと埋め込み

  • プライベートvpc接続ないのデータソース(Redshift,RDS,EMR)に直接クエリして高速アクセスすることができる

  • AMIユーザーできめ細かいアクセス許可が可能

コスト

  • インタラクティブダッシュボードの作成および公開:$18
  • インタラクティブダッシュボードへの安全なアクセス:0.30 USD/セッションあたり 最大5USD/ユーザーあたりの月額料金

リージョン

  • 10リージョンで利用可能

自然言語とML

  • 予測:シンプルさを備えたマシーンラーニング予測
  • 異常検出:予想外のトレンドを発見し、数百万のビジネス指標からアウトラインを作成
  • ML予測:SageMakerのモデルを利用した視覚化と予測ダッシュボードの構築

QuickSightsの新機能

  • 複数のテーマを利用してダッシュボードを作成可能
  • インタラクティブなエディタ
  • APIが追加
    • DataSourceAPIs
    • DataSetAPIs
    • SPICE Integration APIs
    • Fine grained acsess contral APIs
    • template APIs
    • Dashbord APIs

顧客事例:ClubOS

ClubOSは、見込み客を会員を会員を支持者に変えるために必要なソフトウェアを提供する会社

アナリティクスの課題

  • 時代遅れの技術スタック
  • メールでスプレッドシートをエクセル作成
  • どこでもバグが存在する

QuickSightを選択

  • 企業にやさしい
    • AWSとの既存のアカウントの連携
    • 親アカウントでの請求が可能
    • 従量課金
  • マネージド
    • 顧客のニーズを満たすことに焦点を当れる
    • 心配なくスケール
    • 運用チームへのリソース割り当てを削減
  • 接続が容易
    • データ取り込み用のAPIが存在する
    • モバイルレスポンス
    • SAMLやCognito連携
    • AWSリソースをデータソースとする
    • 柔軟な埋め込み

顧客事例:キャピタルワン

分析システムとして必要な機能

  • 予測分析
  • マーケットリーチ
  • 不正な異常の検出
  • リスク分析
  • モニタリング
  • 運用報告 

QuickSightを選択

  • 異種データ(データレイク、EDW、RDS)の読み込みをサポート
  • SSOでの保護
  • 完全に管理されたサービス(ダウンタイムなし)
  • 従量課金課金
  • 機械学習による分析

まとめ

機能も増えQuickSightsはどんどん使いやすくなっています。基盤の運用はしたくないけど、とりあえずデータの可視化/分析がしたいという方はぜひ使ってみてください。