[アップデート]Route53でプライベートホストゾーンの重複ネームスペースをサポートするようになりました

2019.11.23

はじめに

こんにちは。大阪オフィスの林です。

2019年11月22日(金)にAmazon Route 53はプライベートホストゾーンの重複ネームスペースをサポートするようになりました。公式ページはこちら

本記事では、プライベートホストゾーンに重複ネームスペースを設定してみて、設定したネームスペースに登録したDNSレコードの名前解決ができるところまで見ていきたいと思います!

もともとの制約

もともとRoute53のプライベートホストゾーンではいわゆるサブドメインのようなネームスペースを同じVPCに紐づけることが出来ませんでした。

複数のプライベートホストゾーンに VPC に関連付けることができますが、名前空間が重複することはできません。たとえば、example.com と acme.example.com の両方のホストゾーンは、どちらの名前空間も example.com で終わるため、VPC を関連付けることはできません。VPC を関連付けるプライベートホストゾーンの数に制限はありません。

今回のアップデートでこの制約が取り外されたということです!

検証してみた

    1. マネージメントコンソールから「Route53」を選択します。

 

    1. 「ホストゾーンの作成」を選択します。

 

  1. もう一度「ホストゾーンの作成」を選択します。
  2. ドメイン名を入力(今回は「test.local」)し、タイプから「AmazonVPCのプライベートホストゾーン」を選択後、VPCを選択します。
  3.  
  4. 同じ手順で、重複するネームスペース(今回は「child.test.local」)を登録します。
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  6. 同じVPC内で重複するネームスペースが登録できましたね!
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  8. テスト用に「test.local」は「server1.test.local」というAレコードを作成しました。
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  10. 「child.test.local」は「server2.child.test.local」というレコードを作成しました。
  11.  
  12. 名前解決をしてみます。 問題なく名前解決できてますね!

全体まとめ

プライベートホストゾーンの重複するネームスペースのサポートにより、組織全体のネームスペースを簡単に管理できるようになりました。たとえば、会社の情シスが親のホストゾーン(company.comなど)を管理し、他の組織がサブドメイン(kaihatubu.company.comやoosakashisya.company.comなど)を管理できるようになります。権限がそれぞれの組織に移譲されているようなケースには便利なアップデートではないでしょうか!

以上、大阪オフィスの林がお送りしました!