4回目にしてようやくSAA試験に合格した話

2024.01.25

はじめに

このブログでは、SAA 試験に 3 回落ちた私がなんとか 4 回目にして SAA に合格した経験を話していこう!というものになっています。 SAA 取得を視野に入れている方、あるいは SAA 試験を目前に不安で押しつぶされそうな方の支えになれば幸いです!

SAA 試験までの経歴

私は大学で情報学部に通っていた 2023 年入社の新卒社員です。 大学での経験は、4 年間ほとんどずっと C 言語で、それ以外では C++や Python をほんの少しだったり…IT に関する基礎知識や、経験に関しては素人に毛が生えた程度のものです。まして AWS のようなクラウドに関しては全くの未知の世界でした…。IT パスポートも SAA 受験当初は持っていないほどでした。

失敗した時(3 回目まで)の学習法

SAA に不合格だった過去 3 回のときに行っていた学習法は以下のものです。

  • Udemy 講座の視聴
  • 問題を解く

この二つをひたすら行っていました。 私はエンジニアとして基礎知識が圧倒的に足りていないため、上記の勉強法だけでは理解があまりにも浅かったのが問題だと思います。

Udemy 講座の視聴

Udemy 講座を視聴することも良い勉強になるとは思うのですが、どうしても受け身になってしまいます。耳から情報を取り込むことができるので、効率的な学習であるとは思いますが、受動的な学習では、基礎知識が不足している私には理解を深めることが難しかったです。

問題を解く

これに関しては単純にアウトプットする知識が入っていないので学習の効率が悪かったですね。 アウトプットすることで記憶が定着すると言われていますが、過去の私はアウトプットする知識が少なくどうしても問題の答えからインプットだけしているような状態でした。これが悪いわけではないと思いますが、問題の解答からインプットしていくとどうしても知識に偏りと誤解が生じてしまいます。 メインではない機能について問われる、重箱の隅をつつくような問題から新しいサービス名を知ると、メイン機能を誤解してしまう恐れがあります。

4 回目合格したときの学習

4 回目の時には「さすがに同じやり方ではまずい…」と思い、参考書を購入しました。 参考書を読みながら、iPad にメモしていくという形での学習です。この学習法では、時間はかかりますが、着実に理解を深めていくことができます。ここで重要なのは「手書きでメモする」ということです。 Notion などを使って、PC にまとめていった方が後々読みやすくはなりますが、やはりタイピングよりも手書きの方がはるかに記憶の定着がしっかりと行われると思います。 その後は、失敗した時と同じ流れですが、Udemy で模擬試験を解いていき、間違いは解説を見ながら確認していく…という流れです。ここでも、参考書を学習した時と同じように手書きでノートを取っていくというのが重要です!

試験前日の学習

試験日前は、これまでの学習方法を変えて、問題を解くことをほとんどせず、代わりに Udemy の動画を見て知識の補完に集中しました。これは、試験に出る可能性のある範囲を広くカバーし、自分の理解していない部分を重点的に学ぶためです。 動画を見ることで、視覚的な情報を通じて、より深い理解を得ることができました。また、自分が不安に感じていたサービスや機能について、詳細な説明を聞くことで、その理解を一層深めることができました。 この方法により、試験の内容を予測し、自分の知識ギャップを効率的に埋めることができました。

まとめ

ここまで読んでいただきありがとうございます! 紹介した学習方法は定番というか、当たり前のことのように感じますし、手間もかかります。ただ当たり前の学習方法を着実にこなしていけばしっかりと結果が出ましたよ!という報告でした! 先述している通り、私は SAA 合格当初は IT パスポートすら持っていないような状態でした。そんな私でも 4 回目してなんとか合格することができました…!この記事で紹介した学習の流れが、少しでもお役に立っていれば幸いです!

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