韓国の無人店舗コンビニ「セブンイレブン・シグネチャー」でAIロボのセルフレジを体験してきた
はじめに
こんにちは、おおはしりきたけです!韓国初の無人店舗コンビニセブンイレブン・シグネチャーを体験してきました。場所は、ソウルのロッテワールドタワー31階にあります。
ロッテワールドタワーとは
ロッテワールドタワー(롯데월드타워、別名 ロッテワールドタワー123・ロッテワールドプレミアムタワー)は大韓民国のソウル特別市松坡区第2ロッテワールド内にある多目的超高層ビル。 高さは555mで、韓国で最も高いビルであり、世界でも6番目に高い。
※参照:Wikipedia ロッテワールドタワー
31階に行くには、1階の受付でセキュリティーカードをもらって入場する必要があります。
セブンイレブン・シグニチャーとは
ロッテワールドタワーの31階にあるセブンイレブン・シグネチャーは、韓国初の無人コンビニであり、2017年5月16日にオープンしました。一般人の利用は2017年11月07日から可能となりました。特徴的なのは、「ハンドペイ」と呼ばれる生体認証による決済技術を採用しており、スマホやカードを出すことなく商品の購入ができます。
店舗の外観はこのようになっています。ゲートはあるのですが、特に認証しなくても入場することができました。
ゲートは、静脈認証用のようです。色々試してみたのですが、ちょっとゲートの仕組みについてはわかりませんでした。
商品棚は、普通のコンビニとほぼ同じで商品数もかなり豊富でした。
購入をしてみる
商品を選択する
セルフレジを利用するまでは、通常のコンビニと同じです。購入する商品を選択し、あとはレジを通すだけです。
今回はこのグミを購入してみます。1,800ウォンです。パッケージに書かれているのは、韓国で最大のトークアプリカカオトークのキャラクター「カカオフレンズ」のライアン/RYANです。相当な人気のようで、ありとあらゆる商品でコラボされています。
セルフレジを利用する
セルフレジというと、バーコードスキャナとディスプレイ、カードキャナとそっけない印象がありますが、セブンイレブン・シグネチャーのセルフレジでは、AIロボットの白クマのVENY(ブニー)が、話しかけながら案内してくれます。顔の部分が映像になっており、様々な表情に切り替わります。スキャンしたクレジットカードを抜かないと、VENY(ブニー)が、顔に汗を書きながらカードを抜いてくださいと案内してくれます。
白クマのVENY(ブニー)の周りには、カードスキャナ、レシートプリンタ、バーコードスキャナ、静脈認証の機械などがセットされています。右手のおにぎりはちょっと何なのかはわかりませんでした。
スキャンしてお会計をする
商品をスキャンすると、画面にスキャンした商品が表示されます。スキャンは連続で行うことができ、購入完了は右下のボタンを押すと完了になり決済選択画面に移行します。
決済方法は、ハンドペイやクレジットカード、交通カードなどの方法で「セルフ決済」を行うことができます。私はクレジットカードを選択しました。
決済が完了すると、レシート出力の確認を求められます。右側のボタンがレシートを出力するボタンです。文字だけだとわかりませんでしたが、アイコンがあるのでわかりやすかったです。こういう細かい部分もユーザー体験を向上させる方法の1つだと思います。
最後にレーティング画面が出てきます。レーティングは5段階となっていますが、ここでもアイコンの表示によって入力のしやすさがあります。
商品購入はこれですべて終わりです。後は商品をもってそのまま店舗から出ることができます。
まとめ
日本でもセルフレジの導入が進んでいますが、セブンイレブン・シグニチャーでの体験としては、レジにAIロボットVENYがあることで、無機質ではない購入体験ができました。また私は現地のカードを持っておらず静脈認証も登録していなかったため体験できなかったですが、静脈認証での決済「ハンドペイ」はカードもスマホもいらず完全手ぶらで商品を購入できるという素晴らしい体験になるのではないかと思ってます。