Bitly APIを使用した短縮URL発行をMicrosoft Power Automateから行う

Bitly APIを使用した短縮URL発行をMicrosoft Power Automateから行う

Clock Icon2021.10.09

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

こんにちは、CX事業本部 IoT事業部の若槻です。

今回は、短縮URLサービスBitlyのAPIを使用した短縮URL発行をMicrosoft Power Automateから使ってみました。

やってみる

Bitlyのアクセストークン取得

Bitlyにログインして下記にアクセスします。

Bitlyのログインパスワードを入力して、[Generate token]をクリックします。

アクセストークンが発行されるので控えます。

ソーシャルログインで使用している場合

もしBitlyをGoogleアカウントなどによるソーシャルログインで使用している場合は、そのパスワードをトークン発行時に使用できません。Bitly用のパスワードを別途作成する必要があります。

下記にアクセスします。

[Change password]で、[Current password]に現在のソーシャルログインのパスワード、[New password]および[Confirm new password]に新しい任意のパスワードを指定します。[Change password]をクリックしてパスワードを作成します。 https://www.evernote.com/l/APdDvg0v6rBEFb5Tel121cSuoAs2VIV_CWIB/image.png

するとソーシャルログイン用のパスワードは変わりませんが、Bitlyのトークン発行に使用できるパスワードを作成できます。

Power Automateのフロー作成

Microsoft (Power Automate)アカウントにログインして下記にアクセスします。

[インスタント クラウド フロー]を選択します。

[手動でフローをトリガーします]を選択して[作成]をクリックします。

[手動でフローをトリガーします]-[入力の追加]をクリックします。

テキストを選択します。

タイトルをURLと指定します。[新しいステップ]をクリックします。

アクションとしてHTTPを選択します。

HTTPの入力で下記の情報を指定します。アクセストークンとグループGUIDは先程控えた情報です。

  • 方法:POST
  • URI:https://api-ssl.bitly.com/v4/shorten
  • ヘッダー:
    • キー:Authorization
    • 値:Bearer <アクセストークン>
  • 本文:以下の記述
{
  "domain": "bit.ly",
  "long_url": "@{triggerBody()['text']}"
}

作成を[保存]します。

手動テストで動作確認をしてみます。短縮するURLはhttps://dev.classmethod.jp/を使用します。

フローが正常に実行でき、Bitlyで発行された短縮URLを取得できました。

{
  "created_at": "2021-10-09T14:37:15+0000",
  "id": "bit.ly/3oJCbQ7",
  "link": "https://bit.ly/3oJCbQ7",
  "custom_bitlinks": [],
  "long_url": "https://dev.classmethod.jp/",
  "archived": false,
  "tags": [],
  "deeplinks": [],
  "references": {
    "group": "https://api-ssl.bitly.com/v4/groups/XXXXXXXXXX"
  }
}

アクセスすると短縮元のDevelopersIOのページを開くことができます。

ちなみに、さらに[JSON の解析]と[作成]を使用すると、

目的のURL文字列のみ取得も可能です。

またさらにアクションを追加することにより取得結果をメールやチャットに送信することも可能です。

参考

以上

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.