ワクチン接種による副反応について可視化してみた

2021.07.31

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明日から8月。冷房が手放せない季節ですね。
データアナリティクス事業本部ビジネスソリューション部BIチームのshoです。

クラスメソッドでは、新型コロナウィルスのワクチンを接種した人が増えてきています。
社内のコミュニケーションツールであるSlackでは、ワクチン接種に関するチャンネルが作成され、日々活発に情報交換がされています。

そこで、既にワクチンを接種した方々、まだワクチンを接種できていない方々に、少しでも参考になればと考え、社内でワクチン接種をした人を対象に副反応に関するアンケートを取得し、可視化をしてみることにしました。

ワクチン接種による副反応について

アンケートにて収集した情報は以下になります。

  • ワクチン種別(ファイザー/モデルナ)
  • 接種回数(1回目/2回目)
  • 性別
  • 年代
  • 当日の副反応の有無/症状
  • 翌日の副反応の有無/症状
  • 翌々日以降の副反応

ワクチン接種による副反応について(随時更新予定)
※このダッシュボードは、弊社内で取得したアンケートの結果をまとめたものとなります。

ワクチン接種情報

アンケートを開始した時点では、社内ではモデルナのワクチンを接種した割合が80%以上と多く、ファイザーの割合は少ない状況でした。
また、まだ現時点(2021年7月26日時点)では2回目を接種した人はおらず、1回目に関する情報のみとなっています。 公開しているダッシュボードは随時更新予定なので、8月以降には2回目に関する情報も追加する予定です。 年代については20代~40代までまんべんなく各年代の方々が接種した状況を回答くださっています。

副反応について(接種1回目)

あくまでも社内のアンケートなので、参考情報となりますが、副反応について特徴的だったのは、モデルナワクチンを接種した全員が翌日に副反応があったと回答していたことです。 ファイザーとのワクチン接種者数が少ないので、断定できる情報ではありませんが、当日・翌日いずれも副反応がないと回答した人もいました。

また副反応の症状として、『注射した部分の痛み』と回答した人がやはり圧倒的に多かったです。
次いで多かったのが、当日については『筋肉痛』や『疲労/倦怠感』が、翌日にはそれに加えて『発熱』の症状が出る人が多かったようです。
実際に、私も既に1回目の接種を終えたのですが、しばらくは『注射した部分の痛み』が、翌日は『疲労/倦怠感』と『発熱』の症状が出ました。
既に、様々なサイトやニュースでも話題になっていますが、接種日翌日は重要な打ち合わせなどは入れず、可能であれば休暇を取得することをおすすめします。

副反応について 属性別(接種1回目)

副反応の症状についてさらに属性別で見てみました。
社内では副反応の症状について年代別での症状への大きなバラつきはありませんでした。
性別で見ると、女性の方が翌日の副反応が大きいようではあります。

それ以外の副反応や翌々日以降の症状について

それ以外の副反応の症状や翌々日以降の症状について、以下のような回答もありました。

翌日の副反応について

  • 下痢

翌々日以降の副反応について

  • 注射した部分の痛み
  • 筋肉痛
  • 疲労/倦怠感
  • 発熱

1週間前後副反応について

  • 脇のリンパの腫れ

モデルナワクチンを接種した人の中に、ニュースで取り上げられたモデルナアームになる人もいたようです。

総括

実際に、アンケートを取得してみて実感したのは、ワクチン接種による副反応には個人差があるということです。
ニュースでも取り上げられているので、情報としては認識していましたが、社内にアンケートを実施して実際にデータとして、可視化することで改めて実感しました。
副反応には、様々な症状があります。自身では、そこまで重い症状が出なかったからと言って、周りも同じとは限りません。症状が重く出る人もいれば軽い人もいます。
その中で、身の回りで大変な人がいた時には、思いやりや気遣いが大切であることを改めて感じました。
社内でアンケート回答にご協力くださった皆様ありがとうございました!
皆様にも少しでも参考になればと思います。

ワクチン接種が進む一方で、感染者数が増えてきています。
皆様お体に気を付けてお過ごしください。