[小ネタ]Slack のユーザーグループを利用してチャンネルの招待を楽にする
最近は、ちゃんと説明書を読むようになってきましたが、元々は体当たり型だったかめです。
説明書は、ちゃんと読むべきですよね。想定外の問題は起こらないし、問題が起きてもすぐに解決できるし。。。
さて、今回は Slack のユーザーグループを利用してチャンネルの招待を楽にする小技をご紹介します。
公式のヘルプページ にも以下のように書いてある訳ですが、例によって説明書を読まないかめは全くこの機能のことを知りませんでした。
メンバーが特定のチャンネルへ追加されるよう、ユーザーグループの作成時に最大 100 件のデフォルトのチャンネルを設定できます。個人のメンバーを追加するのと同じ方法で、チャンネルにユーザーグループを追加することもできます。
新しい部署に移動した際にグループに追加されたら、ついでに必要なチャンネルにも自動的に招待されて感動したので、ブログを通じて皆様にもご紹介します。
ユーザーをグループに追加したら自動的にチャンネルにも招待されるようにする方法
ユーザーグループの設定画面で「デフォルトのチャンネル」 にメンバーを自動的に追加したいチャンネルを設定します。
設定画面は、ユーザーグループ画面から ・・・ ボタンをクリックし、「グループの詳細を編集する」を選択すると表示されます。
この機能は、グループへのユーザー追加をトリガーとして機能するので、後述の実験の通り、後からグループの設定を変更しても既存のグループメンバーはチャンネルに追加されません。
チャンネルにグループを招待する方法
チャンネルのメンバー追加のところからグループを追加します。
この機能は、メンバーに追加した時点のグループのメンバーを個別にチャンネルに招待する機能のようなので、後述の実験の通り、後からグループにユーザーを追加したり、グループからユーザーを削除したりしてもチャンネルのメンバーは変わりません。
実験してみた
実験 1 :既存のグループに後からデフォルトチャンネルを設定
実験前の状態
実験手順
ユーザーグループの詳細設定を開き、デフォルトチャンネルにチャンネル A を設定
結果
何も起きない(ユーザー 2 はチャンネル A に追加されない)
実験 2 :デフォルトチャンネルを設定したグループにメンバーを追加
実験前の状態
実験手順
ユーザーグループにユーザー 2 を追加
結果
ユーザー 2 はチャンネル A に追加される
実験 3 :デフォルトチャンネルを設定したグループからメンバーを削除
実験前の状態
実験手順
グループからユーザー 2 を削除
結果
何も起きない(ユーザ 2 はチャンネル A から削除されない)
実験 4 :ユーザーグループでチャンネルに招待
実験前の状態
実験手順
チャンネル A へユーザーグループ hoge を追加
結果
ユーザー 2 が追加される
グループでの招待は以下のような挙動になるようで、メンバーリストにはグループの表記はなく、グループからメンバーを削除してもチャンネルからは削除されない。
予想される挙動
1. グループを招待する
2. チャンネルへグループのメンバーを順番に追加していく
実験を終えて
今後グループへ追加するメンバーを自動的にチャンネルへ追加したい場合は「デフォルトのチャンネル」、既存のグループのメンバーをまるっとチャンネルに追加したい場合は、メンバーの追加からグループを追加すると良いようですね。
複数のチャンネルに同じメンバーを追加する必要がある場合などは、是非この機能を活用して楽をしましょう!