2024年1月にリリースされたSnowflakeの新機能・変更点のまとめ #SnowflakeDB

2024.02.05

2024年1月にリリースされたSnowflakeの新機能・変更点のまとめ記事になります。

※注意事項:本記事ではすべての情報についての記述はせず、特筆すべきだと感じた情報だけピックしております。基本的には以下の情報を参考にしておりますので、全ての最新情報を確認したい場合は下記のURLからご確認ください。

Jan 31, 2024 — Snowflake Native Apps Framework Release Notes

Snowflake Native App Framework が AWS と Azure で一般提供

AWS と Azure において、Snowflake Native App Framework が一般提供となりました。

このフレームワークにより Snowflake 上でデータアプリケーションを構築し、Snowflake Marketplace での配布・収益化まで実施可能となります。すでに90近い Snowflake ネイティブなアプリが提供されており、 Marketplace から入手可能です。

Snowflake Native App に関する公式のクイックスタートも提供されているので、ぜひお試しください。

January 30 - February 1, 2024 — Snowsight Release Notes

Snowsight からファイルのロード時にテーブルを作成する機能が一般提供

Snowsight からステージ内のファイルやローカルファイルを指定し、テーブルを作成する機能が一般提供となりました。

この際、指定のファイルから自動的にスキーマ検出機能(INFER_SCHEMA)を適用し列名やデータ型が自動的に設定されるので、手元のデータをすぐ Snowflake にロード可能となります。

注意点として以下があります。

  • 各ファイルサイズに 50 MB までの制限があります
  • XML ファイルはサポートされていません

Create a table when loading a file | Snowflake DOCUMENTATION

January 29-30, 2024 — 8.4 Release Notes

Authentication enhancements ※パブリックプレビュー

認証に関する以下の機能がパブリックプレビューとなりました。

  • Authentication policies
    • これらのポリシーを利用することで、Snowsight からのアクセスは許可しつつ SnowSQL によるアクセスはブロックするなど、接続を試みるクライアントの種類に応じてログインを制限することできるようになります
  • Identity-first login flow
    • Snowflake にアクセスすると、パスワードベースの認証の場合、ユーザー名・パスワードの入力プロンプトが表示されます。Identity-first login を有効化すると、認証オプションの提示前に、ユーザー名やメールアドレスを入力するプロンプトが表示されるようになります

    パスワードベースの認証の場合のユーザー名入力後の画面

    • SSO で IdP で認証するように構成している場合、従来はパスワード入力のプロンプトもあわせて表示されていましたが、このオプションにより、IdP で認証する必要があるユーザーからはパスワードオプションを隠すことができるようになります
  • Multiple identity providers support
    • Identity-first login flow を有効化することで、ユーザーが複数の ID プロバイダー (IdP) で認証できるように Snowflake を構成できるようになります
  • New properties for SAML2 security integrations
    • SAML2 セキュリティ統合作成時のプロパティに以下が追加されました
      • ALLOWED_USER_DOMAINS
      • ALLOWED_EMAIL_PATTERNS

External network access がパブリックプレビュー

これまで、Snowflake から外部の API を呼び出すには、外部関数や Lambda を使用する必要がありました。この機能により、UDF やストアドプロシージャから外部 API の呼び出しをセキュアに Snowflake 上で完結することができるようになります。

以下の記事では、BigQuery のデータを Snowflake から API で取得しています。

Java 17 のサポート ※パブリックプレビュー

Snowpark における Java のランタイムとしてJava 17がサポートされました。
Java 17 now on Snowflake! (PuPr)

January 29, 2024 — Snowflake Google connectors

Snowflake Connector for Google Analytics がパブリックプレビュー

Snowflake から Google Analytics 4のデータを取得可能な以下の2種類のコネクタがパブリックプレビューとなりました。

これまで GA4 のデータを利用するには、BigQuery や ELT 等を使用する必要がありましたが、集計データについては、Snowflake 上で完結できるようになります。生のイベントデータについても、BigQuery を介する必要はありますが、サードパーティの製品を介さず Snowflake 上で完結できるようになったのが大きなポイントだと思います。

コネクタの制限など以下の記事に詳しく紹介されていますので、あわせてご覧ください。

Jan 25, 2024 — Streamlit in Snowflake Release Notes

Streamlit in Snowflake が Azure で一般提供

Streamlit in Snowflake が Azure でも一般提供となりました。
About Streamlit in Snowflake | Snowflake Documentation

January 22-23, 2024 — 8.3 Release Notes

Network rules が一般提供

スキーマレベルのオブジェクトであるネットワークルールが一般提供となりました。

これまで、ネットワークポリシーで識別子(IP アドレスのリスト など)をブロックまたは許可する際は、そのリストを直接記述する必要がありました。
ネットワークルールでは、ネットワーク識別子をグループ化することが可能です。ネットワークポリシーからネットワークルールを参照できるので、ソースごとに識別子のリストを管理することが可能となります。

ネットワークルール | Snowflake Documentation

January 15-17, 2024 — 8.2 Release Notes (with behavior changes)

ACCOUNT USAGE の Access History ビュー でストアドプロシージャの呼び出し関係を追跡できるようになりました ※パブリックプレビュー

ACCOUNT USAGE の ACCESS_HISTORY ビューのparent_query_id と root_query_idを使用して、ストアドプロシージャを呼び出すクエリのチェーンを追跡できるようになりました。
以下に具体的な例の記載がありますが、これによりプロシージャの呼び出し関係を簡単に追跡・分析できるようになります。

Access History | Snowflake Documentation

January 08-10, 2024 — 8.1 Release Notes

EXECUTE IMMEDIATE FROM File が一般提供

この機能により、ステージに配置したファイル内に記述した SQL を実行することができます。
Snowflake における各種開発のコードを効率的に管理する際に使用できる機能と思います。

EXECUTE IMMEDIATE FROM | Snowflake Documentation

January 03-04, 2024 — 8.0 Release Notes

Account Usage:EXTERNAL_ACCESS_HISTORY ビュー

ACCOUNT USAGE 内のビューに「EXTERNAL_ACCESS_HISTORY」が追加されました。このビューにより、External network access によるアクセス履歴をクエリできます。

EXTERNAL_ACCESS_HISTORY View | Snowflake Documentation

Behavior Change Log

2024_01 バンドルが提供開始 ※デフォルトは無効化

8.2(2024/1/15-2024/1/17 リリース)で、2024_01 バンドルが提供開始となりました。先に挙動を確かめたい場合には手動でバンドルを有効化してテスト可能です。
このバンドルは、2024年2月のリリースでデフォルトで有効化される予定となっています。

2023_08 バンドルがデフォルトで有効化

8.2(2024/1/15-2024/1/17 リリース)で、2023_08 バンドルがデフォルトで有効化されました。このバンドルは、2024年2月のリリースで一般的に有効化される予定となっています。

2023_07 バンドルが一般的に有効化

8.2(2024/1/15-2024/1/17 リリース)で、2023_07 バンドルが一般的に有効化されました。

おまけ:Modern Data Stack全般の最新情報

Snowflakeも含め、Modern Data Stack 全般の最新情報についても、定期的にブログにまとめて投稿されております!こちらもぜひご覧ください。