デバッグを見据えて関数フィールド一つに敢えて全てを突っ込まないスタイルについて書いてみた #Notion
Notionの関数プロパティに大幅なアップデートが入りました。数珠つなぎで書けるようになり、都度書いた処理を引数として渡すために行頭へカーソルを動かす必要があったこれまでのフォーマットからは幾分開放されます。
また、変数定義も可能となりましたが、設計次第ではメンテナンスで手を焼く存在にもなる可能性が出てきた、ということです。
一つの関数フィールドに詰めすぎず、且つテスト的活用方法について書いてみました。
他の関数フィールド定義を読み込む
試しにメールアドレスの長さを取得するためのプロパティを追加してみます。メールアドレス取得のため、最終更新者からメールアドレスを追加するプロパティを事前に追加しておきます。
関数を追加して、長さを取得します。
問題なく取れていることがわかります。
テストプロパティを用意してみる
一つの関数プロパティに全コードを入れてしまうよりも、複数の関数プロパティに分けつつ、それぞれに対してテストプロパティを設けると何処で誤ったかわかりやすくなります。
このやりかた自体は今回のアップデートが来る前でも可能でしたが、変数定義もできるようになったことで、よりデバッグ向けの活用手段にはなるかと思われます。
あとがき
今回のアップデート以外にもいえますが、一つの関数に全ての処理を突っ込むと、後々のメンテナンスが辛くなる可能性があります。
Notionにおいてはデータベースの扱いという点でトレードオフかもしれませんが、普段は非公開にしておくことで見た目には問題ないはずです。