[アップデート] SQL Server 2025入りのAMIがリリースされていました

[アップデート] SQL Server 2025入りのAMIがリリースされていました

2025.12.07

しばたです。

完全に見逃していたのですが、先月のMicrosoft IgniteでSQL Server 2025の正式リリースが案内されており、その後割とすぐにSQL Server 2025入りのAMIがリリースされていました。

https://techcommunity.microsoft.com/blog/sqlserver/sql-server-2025-is-now-generally-available/4470570

AWSではWhat's newでのアナウンスのほかにブログも公開されています。

https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2025/11/aws-availability-microsoft-sql-server-2025-images-amazon-ec2/

https://aws.amazon.com/jp/blogs/modernizing-with-aws/whats-new-in-microsoft-sql-server-2025-on-aws/

SQL Server 2025

SQL Server 2025自体の機能面についてはリリースノートとムッシュの記事を見て頂くと良いでしょう。

https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/sql-server-2025-release-notes?view=sql-server-ver16&preserve-view=true

https://learn.microsoft.com/ja-jp/sql/sql-server/what-s-new-in-sql-server-2025?view=sql-server-ver17&source=recommendations

https://blog.engineer-memo.com/2025/11/19/ignite-2025-で-sql-server-2025-の一般提供が発表されました/

機能面ではAI関連の新機能が目玉となっていますが、インフラ管理者としてはエディション関連の変更点が非常に気になっています。

  • Web Editionの廃止
    • MicrosoftとしてはAzureの利用を推奨する意図
  • Standard Editionの変更点
    • CPU制限が「最大4ソケット、最大32コア」に引き上げ
    • メモリ制限が「256GB」に引き上げ
    • リソースガバナーが利用可能に
  • Express Edtionの変更点
    • データベースの最大サイズが「50GB」に引き上げ
  • Developer Edtionの変更点
    • エディション毎の開発版に変更(従来の Enterprise Developer のほかに Standard Developer が追加)

提供リージョンとAMI

SQL Server 2025入りAMIは全てのAWSリージョンとAWS GovCloud(米国)で提供済みとのことです。

本日時点の東京リージョンでAMIを検索すると以下のものがヒットしました。

AMI 名前
ami-0f34cef512c8d4ee6 Windows_Server-2025-Korean-Full-SQL_2025_Standard-2025.11.20
ami-03aff1d3e09b549c6 Windows_Server-2025-Korean-Full-SQL_2025_Enterprise-2025.11.20
ami-06734df8d63aeaea4 Windows_Server-2025-Japanese-Full-SQL_2025_Standard-2025.11.20
ami-0a21330973e2b11d9 Windows_Server-2025-Japanese-Full-SQL_2025_Enterprise-2025.11.20
ami-05fec4ce88f21238e Windows_Server-2025-English-Full-SQL_2025_Standard-2025.11.20
ami-0413c7112abfe7872 Windows_Server-2025-English-Full-SQL_2025_Express-2025.11.20
ami-026caadab44a8a345 Windows_Server-2025-English-Full-SQL_2025_Enterprise-2025.11.20

現時点では SQL Server 2025 on Windows Server 2025 の環境のみ提供されており、対応言語は「英語」「日本語」「韓国語」となります。
Linux版SQL Server 2025もリリース済みなんですがAMIとしての提供はまだの様でした。

ちなみに前述のとおりWeb Editionは廃止済みなのでAMIは存在しません。

RDS for SQL Serverに関して

RDS for SQL Serverの対応はまだなのでもうしばらく待つ必要があります。

試してみた

それでは早速試してみます。

今回は私の検証用AWSアカウントの東京リージョンでami-06734df8d63aeaea4 (Windows_Server-2025-Japanese-Full-SQL_2025_Standard-2025.11.20)のEC2インスタンス作ってみます。

sql-server-2025-ami-released-01

インスタンスタイプはm7i.large、EBSは最小の75GiBにしています。

作成したEC2にRDP接続しSSMSからデータベースを確認してみました。

sql-server-2025-ami-released-02

ちゃんとSQL Server 2025でした。
ちなみに同梱されているSSMSは最新のVer.22.0.0でした。

最後に

簡単ですが以上となります。
いずれRDS for SQL SeverでもSQL Server 2025が使える様になるはずなので期待して待ちましょう。

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