SQL Serverインスタンスでコンピュータの名前変更を行ったらやっておくこと。

はじめに

くどうです。

AWSにはSQL Serverのインスタンスが用意されています。通常、コンピュータ名の変更を行った後にSQL Serverをインストールしますが、AWSではインスタンスを立ち上げた時点でSQL Serverがインストールされています。ランダムにつけられた名前をそのまま使うことはないでしょう。そこで、コンピュータ名の変更を行った際にとりあえずやっておくことを書いていきます。

やること

やることは2つ

  1. SQL Serverの設定変更
  2. Reporting Servicesの設定変更

SQL Serverの設定変更

最初に、SQL Serverに設定されているコンピュータ名を確認します。
以下のプロシージャを実行しましょう。

SELECT @@SERVERNAME AS 'Server Name';

sqlserver01
実行後 Server Name が旧コンピュータ名であることが確認できます。

または、以下のクエリを実行します。

select * from sys.servers;

sqlserver02
実行後 name および data_source が旧コンピュータ名であることが確認できます。

次は更新作業を行います。
*コンピュータ名は自環境に読み替えてください。
旧コンピュータ名:WIN-MI2D9GIA9E9
新コンピュータ名:SQLServer

sp_dropserver 'WIN-MI2D9GIA9E9';
GO
sp_addserver 'SQLServer', local;
GO

sqlserver03

実行後、SQL Server の再起動が必要となります。

再起動後、確認作業を行います。

SELECT @@SERVERNAME AS 'Server Name';

sqlserver04
もしくは

select * from sys.servers;

sqlserver05
以上で設定変更完了です。

Reporting Servicesの設定変更

Reporting Services 構成マネージャを立ち上げます

レポーティングサービスを開始します。
エラーが出ますが気にしません。
sqlserver07

次にデータベースのメニューに移動し「データベースの変更:を行います。
「既存のレポートサーバーのデータベースを選択する」を選択します。
sqlserver08

サーバー名を変更後の名前に変更します。
sqlserver09

レポートサーバーデータベースは「ReportServer」を選択します。
sqlserver10

「停止」→「開始」を実行しタスクが正常に完了すること確認します。
sqlserver11

以上で作業は完了です。

まとめ

最低限、「SQL Serverの設定変更」は行うことをお勧めします。
アプリケーション開発など連携時にエラー発生の可能性を減らすために行っておきましょう。
Reporting Servicesについては利用しなければ問題にならないと思います。
ただし、System Centerなどインストール時には必須項目となっている場合もあるため気をつけましょう。
今回はスタンドアロン構成での変更を想定しています。クラスタ構成など複雑な構成時には、他にも設定が必要となる場合もあります。

参考
SQL Server のスタンドアロン インスタンスをホストするコンピューターの名前変更
レポート サーバー コンピューターの名前の変更