【AWS】統合脅威管理「Sophos UTM」を使ってVPCへSSL-VPN「自動」接続する(Windows8編)#Sophos
コカコーラが大好きなカジです。
本日は「Sophos UTM」のSSL-VPNをデータ転送用途のためにWindows8から自動接続したく調査し試したところできましたのでご紹介します。 (*通常接続時は、ユーザー名、パスワードの入力を求めらます。)
ご注意:お客様責任でご利用ください。 コンピュータ上のプレーンテキストで接続用のパスワードを格納するため、セキュリティ上のリスクを許容可能なことをご確認上利用ください。
Sophos UTMと、WindowsのSSL-VPNセットアップ
Windows8でも一緒ですので、以下のブログの手順で、SSL-VPNの設定を行います。
【AWS】統合脅威管理「Sophos UTM」を使ってVPCへSSL-VPN接続する(Windows7編)
SSL-VPNの自動接続設定
Windows8にて、SSL-VPNクライアントの設定ディレクトリを探します。 デフォルトでは、
C:¥Program Files (x86)¥Sophos¥Sophos SSL VPN Client¥config¥[ユーザー名]@[UTM接続先アドレス]
となります。
二つの別々の行に「ユーザーID」と「パスワード」を含むテキストファイルを作成し、そのディレクトリに保存します。
例:authconfig.txt username password
SSL-VPN接続のための設定ファイルを編集します。ファイル名は、[ユーザー]@[UTM接続先アドレス].ovpnです。 auth-user-passの行に作成したパスワードファイルの名前(例:authconfig.txt)を追記し、保存して終了。
ツールバーのSophos SSL VPN Clientで接続すると、ユーザ名、パスワード入力無しで接続できます。
Windowsスタートアップ登録
以下のパスにあるSophos SSL VPN Clientのショートカットをコピーして、スタートアップ用のショートカットを作成します。
C:¥Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥Start Menu ※AppDataフォルダは標準では隠しフォルダになっているため、表示するためにはメニューから隠しフォルダを表示する変更が必要かもしれません。
リンク先に--connect[ovpnファイル名]を追加します。
上記で作成したショートカットを、スタートアップに保存します。
Windows8では、エクスプローラーのファイルパス表示のところに以下を入力してEnterを押すと一撃で開きます。
shell:startup
念のため、Windows8でのスタートアップのファイルパスも記載。
C:¥Users¥[ユーザー名]¥AppData¥Roaming¥Microsoft¥Windows¥Start Menu¥Programs¥Startup ※AppDataフォルダは標準では隠しフォルダになっているため、表示するためにはメニューから隠しフォルダを表示する変更が必要かもしれません。
Windowsを再起動するとSSL-VPNが自動的に接続できることを確認します。
まとめ
Sophos UTMとのリモートアクセスSSL-VPNの自動接続方法についてご紹介しました。 データセンターからAWSへのデータ移行などに利用できるかもしれませんね。 今回初めてWindows8にて、エクスプローラーのファイルパス表示のところに「shell:startup」を入力してEnterを押すと一撃でスタートアップが開くことを知りました。