【RaspberryPi入門】Raspberry Piを知ろう
手にしたきっかけはおみやげでした
先日、とはいっても1月の下旬頃の話だったと思うのですが、アメリカから来日していた某りんごな会社の知人が、突然「そうそう、これを大村さんにおみやげにと思って・・・」と小さい箱を渡されました。
頭をよぎったのは「お、もしや音楽再生できるあの機器か?」なんてことでしたが、箱を開けてみると、小さな基盤がひとつ。
それが、Raspberry Piでした。
「大村さんなら、これを美味しく調理してくれそうなので・・・(ニヤリ」
という挑発も有ってか、こうしてなにができるか模索しながらのRaspberry Piの連載でもしてみようと思います。
Raspberry Piってなに?
おそらく社内の人にRaspberry Piって聞いてピンとくる人が、多分半分いるかいないか、そんな知名度です。
とりあえず、日本での販売を担当しているRSコンポーネンツさんの公式サイトから引用しますと、
Raspberry Piとは、これからのIT開発者やプログラマのために開発したLinuxベースで動作する超低価格で名刺サイズのパソコンです。このパソコンは小型で安価であり、更にBROADCOM社製ARMCoreベースのプロセッサ、GPUを搭載しています。また、HDMIやUSB2.0などの基本的なインターフェースも一通り装備されているため、ディスプレイやキーボードなどを接続することも可能です。
引用元:RSコンポーネンツ Raspberry Pi
これが今回入手したRaspberry Piの基板です。本当に基板だけです。後はおまけで外側のケースも戴きました。専用ケースは使い心地良さそうです。ちなみに2012年2月発売なので、世の中に登場して1年ぐらい経ちましたでしょうか。TypeAも登場して、Limited Editionも登場して、ますます活発になってきています。
ハードウェア的なスペックを列挙すると
- CPU ARM1176JZFS(700MHz)
- メモリ 512MB
- GPU Open GL ES 2.0、ハードウェアアクセラレーションOpenVG、及び1080p30 H.264高プロファイルデコード
- USB 2.0ソケット×2
- 10/100 BaseTイーサネットソケット
- SDカードスロット
- RCA出力・音声出力
- HDMI出力(映像・音声)
- GPIO×8,I2C,UART,電源他
モリモリっと小さなデバイスなのにHDMIで動画グイグイ見れる、わりとすんげーやつです。
他の組み込み系デバイスを使ったことがある人には、これだけの機能で3400円という安さは魅力的です。
(昔、これよりも低スペックな同じようなボードで1枚2万とか普通でした。)
そしてなにより、手に入りやすい部類の組み込みデバイスというのは魅力です。先人たちもたくさんいるところがいいですね。
とりあえず、なにができるか
この小さなデバイスですが、見る限りWebサーバにしてる人が多い印象です。あとはメディアサーバでしょうか。
こいつにWebサーバ系の必要な物を入れて、開発用サーバとして自分のマシンを重くしない、というのは良い選択肢かもしれません。
なお、こいつの電気代は、単純計算で1ヶ月つけっぱなしでも65.6円(東京電力管轄内)なので、このぐらいだったら鯖運用も全然OKですね。
SDカードからマウントされるので、差し替えると1枚のボードがいろいろな用途で使えるのも、遊ぶという点ではいいかも。
常設する際はSDカードが抜けるのを気をつければ取り回しも楽そうです。
とりあえず、ツイッターと連携させて、外部インターフェース使ってなにかやりたいですね。
今週の秋葉原
書き続けるモチベーションのために最後に息抜き箇所を設けるという手を思いつく。
弊社は秋葉原にあるので、秋葉原はヲタク文化に強いのだ。というわけで。
月~木曜日での萌え産業への出かけ具合は、3ハニハニ、3ディアステ、でした。
会社の目の前の、元Music Voxの入ってたビルの1階に日高屋が入るそうで、小腹空いた時が捗りそうです。
では。