Tableau 2019.2 新機能紹介:並べ替えのコントロールの表示/非表示が選択出来るようになりました #tableau
日本時間2019年05月22日(水)、Tableauの最新バージョンとなる「v2019.2」がリリースされました。
Ready to have your day made? Tableau 2019.2 is here! ?? With vector maps, parameter actions, a new Tableau Server browsing experience and more: https://t.co/WUL0IUcFbo pic.twitter.com/2qEouiumEc
— Tableau Software (@tableau) 2019年5月22日
当エントリでは、バージョン2019.2の新機能の中から「並べ替えのコントロールの表示/非表示」についてご紹介したいと思います。
『並べ替えのコントロールの表示/非表示』を制御する事で意図した方法で操作させる事が可能に
はい。機能としてはタイトル及び上記見出しで言っている事が全てとなります。まずは検証データから。毎度お馴染みスーパーストアのデータ(EXCEL)を使い、任意の並べ替え処理が可能なVizを作ってみます。
通常これまでのVizであれば、並べ替えの条件となる対象項目(下記の場合は『売上』)の軸をマウスオーバーするとソートのためのアイコン(階段状のヤツ)が現れ、押下する毎に昇順や降順でデータを並べ替える事が可能になっています。これは昇順で並べ替えた時のもの。
これは降順。
そしていずれの場合でも無い状況。
v2019.2では、この『ソートコントロール』(ソートを実行させるアイコン部分)の表示/非表示を制御出来るようになりました。通常は[ワークシート]メニューの[ソートコントロールの表示]にチェックが入っていますが、
一度選択を行ってチェックを解除すると、『ソートコントロール』部分が表示されなくなります。これはつまり『ユーザーが自由に並べ替え出来なくなる』訳で、Vizを作成した側が、Vizを見る側に対して『並べ替え操作を行わせたくない』時にそれを実現出来ることになります。
まとめ
という訳で、Tableau 2019.2の新機能「並べ替えのコントロールの表示/非表示」に関する内容のご紹介でした。『並び順』が意味を持つ場合、"敢えてそういう操作を行わせて、意図をブレさせたくない』というケースもあるかと思います。そういう時にはまさにうってつけの機能となりますね。『機能を1つ見えなくさせるだけ』ではありますが意外と使い所もあったりするのではないでしょうか。