AWS re:Invent 2015で発表されたRDS(MariaDB)にTableau Desktopから接続してみた #reinvent
AWS re:Invent基調講演にて発表がなされたRDSのMariaDB対応。早速弊社内でも関連記事が公開されていますが、当エントリではBIツールのTableauからMariaDBへの接続を試してみたいと思います。MariaDBはMySQLからフォークされたプロダクトですので、接続周りについては基本的にはそのまま流用出来るはずですね。
RDS(MariaDB)環境の用意
まずは接続対象となるMariaDBの環境を用意します。以下『MariaDB』の特集カテゴリ内には既に何本かエントリがあがっていますので、環境構築については以下のエントリ群をご参考にしてください。
接続対象テーブルの用意
次いでMariaDB内に接続対象となるテーブル作成およびデータの投入を行います。この辺もMySQL同様な感じですね。
mysql> CREATE DATABASE reinvent CHARACTER SET utf8mb4; Query OK, 1 row affected (0.15 sec) mysql> SET NAMES utf8mb4; Query OK, 0 rows affected (0.13 sec) mysql> USE reinvent; Database changed mysql> mysql> CREATE TABLE aws_reinvent_2015_blogposts ( -> title VARCHAR(150) NOT NULL, -> author VARCHAR(30) NOT NULL, -> user_location VARCHAR(30) NOT NULL -> ); Query OK, 0 rows affected (0.14 sec) mysql> mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('AWS re:Invent 2015 Keynote 1 リアルタイムレポート #reinvent','佐々木 大輔','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('【速報】AWS製のBIサービス「Amazon QuickSight」がリリースされました! #reinvent','望月 政夫','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('[速報]AWS新サービス: AWS Import/Export Snowball #reinvent','虎塚','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('【速報】Amazon RDSが新たに「MariaDB」に対応しました! #reinvent','森永 大志','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('【速報】「AWS Config Rules」がリリースされました!!!! #reinvent','森永 大志','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('【速報】AWS Database Migration Service & AWS Scheme Conversion Tool発表!DBの移行が簡単に! #reinvent','せーの','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('【速報】 AWSサービス: Amazon Inspector #reinvent','虎塚','米国ラスベガス現地参加'); mysql> INSERT INTO aws_reinvent_2015_blogposts VALUES ('【速報】データインジェスションサービス「Amazon Kinesis Firehose」がリリースされました! #reinvent','yoshida','米国ラスベガス現地参加'); :
接続確認
準備が整ったMariaDBに対してTableau Desktopからの接続を行ってみます。MySQLの設定がそのまま使えますので接続対象のデータソースとしてMySQLを選択。
接続に必要な情報を設定します。
データウインドウにMariaDBのデータが表示されました。
ここまで来ればもう後は同じですね。メンバーごとのブログ投稿本数が可視化出来ました!(※ブログ投稿本数は現在も更に増えています。下記リンクから興味のあるエントリを是非読んでみてください。)
さいごに
利用者からも多くの声が挙がっていたMariaDBのRDS対応も行われ、これでよりデータの移行・連携が行い易くなりますね!選択肢も増えたという事で色々なアイデアも実現出来そうです。以上、ラスベガスの現場からお送り致しました。