Tableau Server 9.3 新機能 / 検索機能の改善、表示回数ランキング

Tableau 9.3新機能紹介、当エントリでは『Tableau Server』の新機能、『表示回数ランキング』と検索機能の改善部分についてご紹介したいと思います。

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検索機能が便利になった

Tableau Serverの検索窓については、更に便利に、使い易くなりました。検索窓に文字を打ち込むと、それぞれの粒度毎(ビューやワークブックなど)に見られているもの、お気に入りの情報等を踏まえて表示してくれるようになっています。サムネイルも併せて表示してくれるのでどんな内容かも一発で分かりますね。

表示回数ランキング

ついでこちらの機能、『表示回数ランキング』です。これは、プロジェクト／ワークブック／ビュー／データソースそれぞれを任意の並べ替え条件で表示してくれるというものです。今回この機能に『表示回数』が追加された事により、『どのコンテンツが良く見られている／見られていない』のかが分かるようになり、Tableau Server上でのコンテンツの入れ替え作業(より良いコンテンツを残し、見られていないコンテンツは入れ替えて活性化させる取り組み)が行い易くなりました。

ワークブックやビューのサムネイルにカーソルを合わせると、以下の様に別途ウインドウがホバー表示され、過去一定期間のビュー数情報が表示されるようになっています。今回試したのはサーバーをインストールした直後だったので数値的には乏しい感じになってしまってますが、閲覧数が多いビュー等はこの辺りの表示も目立った形となるため、閲覧者の目を惹く事でしょう。

画面右上の方の表示形式をクリックすると行の一覧表示に切り替える事が出来ます。この見え方の場合、要素名の右にビュー数が棒グラフで表示されるようになりました。

並べ替え順の項目にも『表示:(期間)』の形で選択肢が増え、一覧表示させた形でどの要素が良く見られているかをひと目で把握する事が出来るようになりました。これは便利ですね！

まとめ

以上、Tableau Serverにおける検索機能改善、ランキング表示に関するご紹介でした。コンテンツは見られてナンボのものなので、このような機能が増えてコンテンツにアクセスしやすくなる、閲覧状況が分かるというのは嬉しいものですね。上手く活用して業務に活かして頂けますと幸いです。