[Talend]Talend Open Studio 7.1.1をAmazon Correttoで動かしてみる
はじめに
こんにちは。DI部の大高です。
Amazon Corretto 8がGAになったということなので、今回はTalend Open Studio 7.1.1をAmazon Correttoで動かしてみたいと思います。
Amazon Corretto 8 Now Generally Available
前提条件
今回インストールするTalendのバージョンは「Talend Open Studio for Big Data」の「Version 7.1.1」です。
環境はWindows 10(64bit)で、すでにOracleのJDK8がインストールされている環境となっているので、msi版のインストールではなくzip版をダウンロードします。
Amazon Corretto 8 のダウンロード
以下のページからダウンロードを行います。なお、2019/02/04現在では「日本語」のページだとまだインストーラのリンクがプレビュー版になっているので言語を「English」に切り替えてダウンロードしました。
Downloads for Amazon Corretto 8
今回ダウンロードしたファイルは「amazon-corretto-8.202.08.2-windows-x64-jdk.zip」になります。
解凍と配置
無事にダウンロードされたら、zipファイルを解凍して適当なフォルダに配置します。私は以下のようなパスになるように配置しました。
C:\opt\amazon-corretto\jdk\bin
Talend Open Studio の設定と起動
Talend StudioをJava VM指定で動かしたい場合には、Talend Studioの実行ファイルがあるフォルダにある「TOS_BD-win-x86_64.ini」を編集して、明示的にVMを指定します。以下のように指定しました。
-vm C:\opt\amazon-corretto\jdk\bin\javaw.exe -vmargs -Xms512m -Xmx1536m -Dfile.encoding=UTF-8 -Dosgi.requiredJavaVersion=1.8 -XX:+UseG1GC -XX:+UseStringDeduplication
これで準備ができたので、起動をしてみます。
メニューの「ウィンドウ」の「Preference」から「Java > Installed JREs」を開くと、「amazon corretto」になっていることが確認できます。
以前に作成したジョブも特に問題なく動きました。
まとめ
以上、「Talend Open Studio 7.1.1」を「Amazon Corretto」で動かしてみた。のご紹介でした。
「Amazon Corretto」が遂にGAになったので、今後は「Amazon Corretto」を利用してTalendジョブを作成していきたいと思います!
それでは。