【乗車レポート】1分で移動完了!?Teslaで地下を駆け抜ける近未来シャトルVegas Loopに乗ってきた

【乗車レポート】1分で移動完了!?Teslaで地下を駆け抜ける近未来シャトルVegas Loopに乗ってきた

2025.12.05

はじめに

こんにちは、おおはしりきたけです。3回目のre:Invent 2025に参加しております。
今回は、リゾートワールドとLVCCを地下トンネルで結びテスラの車で乗客を運ぶ『Vegas Loop』に乗ってみましたので乗車体験を書きたいと思います。

Vegas Loopとは?

イーロン・マスク氏が率いるトンネル掘削会社 The Boring Company が開発・運営する「Vegas Loop」です。
Vegas Loopは、一言でいえば「地下に掘られたトンネルを、電気自動車のTeslaがシャトルとして走る高速輸送システム」です。

  • 地上:混雑した道路、長距離の徒歩移動
  • 地下:渋滞とは無縁の地下トンネルを、訓練されたドライバーが運転するTeslaが走行します。

最初は、ラスベガスコンベンションセンター(LVCC)の敷地内で2021年6月から始まったそうです。
従来の移動では徒歩で20分以上かかっていたルートが、このLoopを利用するとわずか約2分で移動可能になったとのことです。

何処から何処に行けるのか?

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基本LVCCを中心としており、以下のホテルからも乗車できます。

  • Resorts World Las Vegas
  • Westgate Las Vegas Resort & Casino
  • Encore at Wynn Las Vegas

料金はいくら?

チケット購入画面
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支払いは、ApplePay、GooglePay、クレジットカードのみとなっており、料金は以下となります。
チケットを購入するとQRコードが払い出されます。今回はResorts WorldからEncoreへ乗車チケットを買いました。

  • Single Ride(片道)$4.25
  • Round Trip(往復)$7.00
  • Day Pass(1日券)$12.50
    ※LVCC内の移動は無料とのことです。

Resorts World Las Vegasから乗車してみる

Resorts Worldのホテルの入口に入ると丸いサイネージがあるので、それが目印です。まずはここまで行きます。

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丸いサイネージから左に行くとエスカレータがありますので、そこを下ります。

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乗り場に着きました!

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チケットのQRを読み取る機械があるので、かざすとチェックインOKとなります。

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いざ!地下トンネルへ!

いよいよ、地下へ!乗り込んだTeslaは、急な下り坂を滑るように降りていき、あっという間に地上との接触が断たれます。

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地下トンネルは思っていたよりずっと狭く、車体がぴったり収まる一本道です!まさにSF映画で未来の交通機関が走っているような、異空間のような閉塞感に包まれます。

ここからはひたすら地下を走行していきます。

カラフルなLEDが織りなす「光の高速道路」
しかし、その閉塞感を打ち破るのが、トンネル内部を彩るLEDのライティングです。

単なる灰色のトンネルではなく、色鮮やかな光のストライプが一定のリズムで流れ、まるでワープをしているかのような錯覚に陥ります。この視覚効果のおかげで、走行速度が体感としてさらに速く感じられます!

ドライバーの巧みな運転のもと、車体は地下の高速道路を滑らかに、そして猛スピードで駆け抜けていきます。「渋滞」という概念は完全に消え去った世界が、ここに実現していました。

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あっという間に到着しました。

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LVCCからEncoreへ

LVCCを中心にしているため、ホテルからホテルへは、直接行けないようです。なので乗り換えます。
地上に出ると乗車場があり、再度チケットのQRをかざして乗車します。

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ガルウィングの「テスラ モデルX」でした!

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この後も地下に入り、あっという間にEncoreにつきました。

感想

今回のVegas Loop乗車体験は、単に「A地点からB地点へ移動する」という移動手段を超えた、未来都市を体感できるアトラクションでした。

ラスベガスという街は、常にエンターテイメントとテクノロジーの最先端を走り続けていますが、このLoopはまさにその象徴です。

特に印象的だったのは以下の3点です。

  1. 圧倒的な速さ: 渋滞とは無縁の地下トンネルを結構なスピードで駆け抜けるため、移動のストレスが全くありません。多忙なカンファレンス参加者にとって、この時間の節約効果は計り知れないメリットだと思いました。

  2. 非日常の体験: 狭いトンネル内を彩るカラフルなLEDライトと、テスラ車の滑らかな走行。まるでSF映画のセットに迷い込んだような非日常的な空間は、移動そのものを楽しみに変えてくれます。

  3. 利便性の向上: 有料区間はありますが、手頃な価格で、ホテルとLVCCを直接繋いでくれる利便性は、今後のラスベガスの移動を変えるのではないかと思います。

現在はLVCC周辺が中心ですが、このシステムがハリー・リード国際空港やダウンタウンへと拡張されれば、ラスベガスの都市移動は大きく変化するのではないでしょうか。re:Inventやコンベンションでラスベガスを訪れる際はもちろん、観光で来られた方も、ぜひこの**「地下を走る光の高速道路」**を体験してみてください。未来はもう、ラスベガスの地下で走り始めています!

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