TiDB CloudをNew Relicと連携させてみた
こんにちは、ゲームソリューション部のsoraです。
今回は、TiDB CloudをNew Relicと連携させてみたことについて書いていきます。
はじめに
TiDB Cloudは以下のようにサードパーティとの統合が可能です。
今回はその中でオブザーバビリティツールとして使用されるNew Relicとの連携をしていきます。
New Relicとの統合は、現在ベータ版であり、かつDedicatedクラスタのみ対応しています。
以降は以下公式ページを参考に進めていきます。
(New Relic)APIキーの作成
New RelicにてAPIキーを作成します。
自身のアカウントからAPI Keys
にて作成することができます。
Key type
として、今回はシステムがデータを送信するために使用し、かつブラウザ周りの話ではないため、Ingest - License
にします。
作成後はキーの値をコピーしておきます。
(TiDB Cloud)New Relicとの統合
TiDB Cloudにて、Project SettingsのIntegrationsからNew Relicを選択します。
API Key
には先ほどNew Relicで作成した値、Site
にはNew Relicのアカウント作成時に選択したサイトを選択します。
Test Integrationを押すと統合のテストが実行されて、成功した場合はConfirmボタンが表示されます。
Confirmを押して確認が完了すると、以下のように統合が完了します。
ちなみに、Dashboardを押すとNew Relicのダッシュボード一覧画面に遷移することができます。
これだけでTiDB Cloud側の設定は完了です。
1点、TiDB Cloudのクラスタ単位ではなくプロジェクト単位で紐づくことは理解しておく必要があるかなと思います。
(New Relic)ダッシュボードの追加
最後にNew Relicにてダッシュボートの追加を行います。
Integrations & Agents
にて検索して、TiDB Cloudを選択します。
必要に応じてドキュメントを確認して、問題なければDoneを押すとダッシュボードが追加されます。
TiDB CloudにてDedicatedクラスタを作成して、適当なクエリを実行してみると、New Relicにメトリクスが送信されていることが確認できました。
最後に
今回は、TiDB CloudをNew Relicと連携させてみたことを記事にしました。
想像以上に簡単に、TiDB CloudとNew Relicを連携させることができました。
どなたかの参考になると幸いです。