入力文字読み上げソフト『VOICEPEAK』を試してみた
こんにちは、スズです。
『VOICEPEAK』は、入力されたテキストを読み上げるソフトウェアです。
発売前に体験版で試したところ、画面上から設定を簡単に行えて、音声の読み上げも自然で、即予約して発売をお待ちしておりました。今回はVOICEPEAKを使ってみましたのでご紹介いたします。
VOICEPEAKの設定
読み上げる文章の入力
読み上げる文章は、VOICEPEAKの画面上で直接入力ができるほか、テキストファイルまたはSRTファイルをインポートして入力することができます。
文章を直接入力する場合、VOICEPEAKを起動すると「クリックしてセリフを入力してください」と画面に表示されます。
画面をクリックすると文章の入力欄が表示されますので、こちらに文章を入力します。
ファイルからインポートする場合は、縦三点リーダーのメニューボタン ⇒ [インポート] ⇒ [テキストファイルを開く/SRTファイルを開く]で対応できます。下の画像はテキストファイルからインポートした画面です。オプションで分割文字の指定が可能になっています。
分割文字を指定してインポートすると、テキストファイル内の文章に分割文字が出てくるとセリフが分かれるようになっています。分割文字を指定しない場合は、改行などがあっても1つのセリフとしてインポートされます。
ナレーターの設定
男性3人、女性3人、女の子の計7人から選択できます。各セリフに対してナレーターを設定でき、セリフにあるプルダウンメニューまたは画面右側の設定のプルダウンメニューから、ナレーターを選択できます。
各ナレーターについては公式サイトでサンプルの音声が用意されています。
設定と感情
各ナレーターに対して、速さ、ピッチ、ポーズ、音量という設定と、幸せ、楽しみ、怒り、悲しみという感情を設定できます。
ナレーターに対して設定できる以外に、画面上部のボタンからプロジェクトに対して、全体の速さ、全体のピッチ、全体のポーズの長さ、全体の感情設定が設定できます。
辞書の登録
文中の単語の読み方が意図した読み方と異なる場合、辞書登録で読み方を修正することができます。画面上部のボタンから辞書を開き、単語の追加から新しい単語を追加できます。単語の読み方、発音/アクセントなどを設定できます。
アクセント、イントネーション、長さ
画面左下のボタンでは、各セリフに対してアクセント、イントネーション、長さを設定できます。
アクセント:
イントネーション:
長さ:
長さは、四角の部分がその音の長さを表しています。四角を広げたり狭くしたりするか、四角の下にある数値で長さを調整できます。
設定して再生してみた
実際に設定して再生してみた動画です。
最後に
VOICEPEAKをご紹介しました。VOICEPEAKは商用利用も可能とのことで、動画作成の音声にVOICEPEAKを使いたいと考えています。体験版も用意されていますので、気になった方は試してみてはいかがでしょうか。