
AWS マネジメントコンソールの EC2 一覧が 「Failed to fetch」 と表示される原因と対処法
困っていること
AWS マネジメントコンソールの EC2 画面を開いたところ、EC2 インスタンスの一覧に「Failed to fetch」と表示され、一覧を確認できない事象が発生しました。
また、一覧が取得できないため、EC2 インスタンスに対する操作もできない状態でした。原因と対処法を教えてください。

どう対応すればいいの?
本事象は、AWS マネジメントコンソール自体の不具合ではなく、ブラウザから AWS マネジメントコンソールが利用する API や静的コンテンツへ到達できていない場合に発生する可能性があります。
原因
現時点で考えられる主な原因は以下です。
- Google Chrome バージョン 141, Microsoft Edge バージョン 143 以降の仕様変更
- プロキシサーバーをご利用の環境で、AWS マネジメントコンソールへのアクセスに必要なドメインへの通信が適切に許可されていない
対処法
ローカルネットワークの設定をご確認いただき、本事象が解消されるかお試しください。
AWS が使用するドメインへの通信が許可されているかご確認ください。
Google Chrome バージョン 141
ユーザーのプライバシーとセキュリティを強化するために、ローカル ネットワーク アクセス許可モデルが導入されています。
この変更により、ユーザーが明示的にアクセス許可を付与しない限り、Web サイトはユーザーのローカル ネットワークまたは localhost 上のデバイスに要求を送信できなくなります。
ローカル ネットワーク アクセスの制限
Chrome 141 では、ユーザーのローカル ネットワークへのリクエストを行う機能が制限され、権限プロンプトによって制御されます。
このオリジン トライアルでは、ローカル ネットワーク上のリソースへのアクセスを一時的に許可し、セキュアでないコンテキストからアクセスできるようにします。これにより、デベロッパーはローカル ネットワーク アクセス リクエストを安全なコンテキストから送信するように移行する時間を確保できます。
Microsoft Edge バージョン 143
Google Chrome と同様の動作を実装しており、バージョン 143 ではローカル ネットワーク アクセス プロンプトが既定値になります。
バージョン 143.0.3650.7: 2025 年 11 月 6 日
お知らせ
ローカル ネットワーク アクセス。 Microsoft Edge のローカル ネットワーク アクセスは、ローカル ネットワーク上のサーバーに要求を送信する Web サイトの機能を制限するセキュリティ機能です。 Web サイトが接続しようとすると、アクセス許可の付与または拒否を求めるプロンプトが表示されます。 これにより、最新の Web 標準との互換性を維持しながら、プライバシーとセキュリティが保護されます。 ユーザーにこのアクセス許可を要求する Web サイトの機能は、セキュリティで保護されたコンテキストに制限されます。 この機能は現在、Microsoft Edge 143 以降で既定で有効になっています。 エンタープライズ管理者は、ローカル ネットワーク アクセス ポリシーを構成できます。 ユーザーと管理者の詳細については、「 Microsoft Edge で Web サイトのローカル ネットワークへのアクセスを制御する」を参照してください。
プロキシ環境
AWS が使用するドメインへの通信が許可されているかご確認ください。
また、上記以外の類似ケースであれば、外部接続経路上のウイルスチェックサーバが原因で "Failed to fetch" および "×API エラー" と表示されることもございます。
そのため、該当 AWS アカウント環境までの接続経路において、通信を疎外するような設定や構成が存在しないかご確認ください。
影響を受けるすべてのユーザーが同じチームに属する場合、プライバシーブラウザの拡張機能またはセキュリティファイアウォールの問題である可能性があります。プライバシーブラウザ拡張機能とセキュリティファイアウォールは、 AWS マネジメントコンソールによって使用されているドメインへのアクセスをブロックする可能性があります。これらの拡張機能をオフにするか、ファイアウォールの設定の調整をお勧めします。
ドキュメント記載ドメインのサフィックス例
.a2z.com
.amazon.com
.amazonaws.com
.aws
.aws.com
.aws.dev
.awscloud.com
.awsplayer.com
.awsstatic.com
.cloudfront.net
.live-video.net
※ このリストはすべてを網羅するものではありません。また、これらのドメインサフィックスは AWS のみが排他的に使用するものではありません。








