累積の CloudWatch メトリクスを秒間で表示させる方法を教えてください
困っていた内容
CloudWatch メトリクスを使用して ECS のディスク状況を確認しています。
確認対象のメトリクス(StorageReadBytes
/StorageWriteBytes
)は累積のため、異常検知のため秒間で表示したいです。
メトリクスを秒間で表示させる方法を教えてください。
元のメトリクス
期待するメトリクス
どう対応すればいいの?
Metric Math の RATE 関数をご利用ください。
RATE 関数は前回のデータとの差を計算する関数で、累積のメトリクスに適用すると秒間のメトリクスに再計算できます。
Metric Math を使用する - Amazon CloudWatch
メトリクスの変更のレートを秒単位で返します。これは、最新のデータポイントの値と、前のデータポイントの値の差を、2 つ値の間の時間 (秒単位) で除算して計算されます。
やってみた
メトリクスを選択した状態で「数式の追加」を選択します。
すべての関数 -> RATE の順にクリックします。
計算元のメトリクス(例:StorageWriteBytes
)のチェックを外します。
秒間のメトリクスが表示されます。
参考資料
- Metric Math を使用する - Amazon CloudWatch
- 日々の EstimatedCharges を監視し、使用しきい値に基づいて CloudWatch アラームをトリガーする | AWS re:Post
- Amazon ECS Container Insights メトリクス - Amazon CloudWatch
StorageWriteBytes
…(中略)…
使用しているディメンションによって指定されたリソースのストレージに書き込まれたバイト数。
単位: バイト