オンプレミスに DataSync エージェントを構築する場合のシステム要件を教えてください
困っていた内容
DataSync を使ってオンプレミスのデータを S3 に移行することを検討しています。
DataSync エージェントのシステム要件を教えてください。
どう対応すればいいの?
リソース要件を満たす仮想マシン環境をご用意ください。
2023年12月時点で DataSync エージェントは、仮想アプライアンス(仮想マシン)として提供され、大きくハイパーバイザーに関する要件とリソース要件があります。
最新の内容やより詳細な内容は AWS 公式ドキュメント(英語版)を確認してください。
ハイパーバイザーの要件
- VMware ESXi
- Microsoft Hyper-V
- Linux KVM
リソースの要件
- 仮想プロセッサ:4 vCPU
- ディスク容量:80GB
- メモリ:
- 2,000万ファイル未満:32GB
- 2,000万ファイル以上:64GB
補足
- リソース要件は一般的なガイドラインであり、より多くのリソースが必要になる場合があります。
- ファイル数が少ない場合も、メモリは 32GB 以上をご使用ください。
- 要件を満たすことが難しい場合、エージェントがプリインストールされたSnowconeもご検討ください。
- エージェントは送信元の近くに設定することが推奨されます。
- ネットワーク要件も合わせてご確認ください。
参考資料
- AWS DataSync agent requirements - AWS DataSync
Keep in mind that the agent requirements for working with up to 20 million files, objects, or directories are general guidelines. Your agent may need more resources because of other factors, such as how many directories you have and object metadata size.
- [AWS Black Belt Online Seminar] AWS DataSync 資料及び QA 公開 | Amazon Web Services ブログ
3) メモリ 32 GB以下でも動作しますでしょうか?
…(中略)…
正常な動作のために 32 GB 以上のメモリを御使用下さい。
- AWS DataSync を使用したファイル転送 - AWS Snowcone ユーザーガイド
DataSync エージェントは、Snowcone ジョブの準備中に AMI として Snowcone デバイスにプレインストールされます。
- [AWS Black Belt Online Seminar] AWS DataSync
エージェントは送信元の近くに置きましょう