Elastic IPがエラーで解放できない際の原因と対処法

Elastic IPがエラーで解放できない際の原因と対処法

テクニカルサポートノート。サービス名:Elastic IP,cannot be released because it is locked to your account
Clock Icon2020.04.20

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困っていた内容

Elastic IPを解放しようとしたところ、下記エラーが表示されて開放できませんでした。
XXX.XXX.XXX.XXX: The address with allocation id [eipalloc-XXXXXXXXXXXXXXXXX] cannot be released because it is locked to your account. Please contact AWS Support to unlock it.

Elastic IPを関連付けていたリソースは削除済みであることを確認しています。
このエラーを解消し、Elastic IPを解放する方法を教えてください。

どう対応すればいいの?

rDNS逆引き設定がされている場合、該当Elastic IPはロックされ、お客様側で解放することはできません。 Elastic IPの解放を行うには、AWSへrDNS逆引き設定の解除を依頼する必要があります。

エラーの原因切り分け方法

該当Elastic IPにrDNS逆引き設定が行われているかは、下記コマンドを実行することでご確認いただけます。

$ dig -x <該当のElastic IPアドレス> +short

上記のコマンドは、指定されたIPアドレスのドメイン名をDNSサーバへ問い合わせた結果を表示します。
表示結果がお客様がお持ちのドメインの場合、rDNS逆引き設定が行われていると判断できます。

rDNS逆引き設定解除の申請方法

AWSのサポートケースを起票して申請します。申請時、本文中にrDNS逆引き設定を解除したいElastic IPアドレスを記載する必要があります。
AWSからの作業完了連絡が確認できたら、再度Elastic IPの解放を実施してください。

参考情報

「The address with allocation id cannot be released (割り当て ID を持つアドレスをリリースできません)」というエラーを解決する

EIPが解放できなかった場合の対応方法 | Developers.IO

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