EventBridge ルールでターゲットの再試行はどのような場合に実施されますか
困っていた内容
EventBridge ルールでは、ターゲットへのイベント配信で再試行が設定できる認識です。
どのような場合に再試行が実施されますか?
どのような場合?
次のようなエラーが発生した場合に再試行されます。
- ターゲットリソースが一時的に利用できない場合
- ネットワークエラーの場合
基本的には、再試行により成功が期待される場合に再試行され、次のような再試行しても成功が期待できない場合は実施されません。
- ターゲットリソースの呼び出し許可が不足している
- ターゲットリソースが存在しない
参考資料
ルールで指定されたターゲットにイベントが正常に配信されないことがあります。これは、次のような場合に発生する可能性があります。
- ターゲットリソースが利用できない場合
- ネットワーク条件による場合
再試行可能なエラーのためにイベントがターゲットに正常に配信されない場合、EventBridge はイベントの送信を再試行します。ターゲットの再試行ポリシー設定で、再試行する時間の長さと再試行回数を設定します。デフォルトでは、EventBridge はエクスポネンシャルバックオフとジッタ、つまりランダム化された遅延を使用して、イベントの送信を 24 時間、最大 185 回再試行します。
イベントエラーには、さまざまな処理方法があります。一部のイベントは、再試行せずに削除されるか、DLQ に送信されます。例えば、ターゲットに対するアクセス許可が欠落したことに起因するエラーの場合、または存在しなくなったターゲットリソースの場合、根本的な問題を解決するためのアクションが実行されるまで再試行は行われません。