Security Hubのコントロール検出結果で「不明」ステータスが突然、複数発生しました

Security Hubのコントロール検出結果で「不明」ステータスが突然、複数発生しました

2025/02以降に発生するSecurity Hubの「不明」ステータスの発生について
Clock Icon2025.03.07

困っていた内容

Security Hubのコントロール検出結果において、突然「成功」ステータスであったものが「不明」ステータスとして評価され、セキュリティスコアが下がりました。原因を教えてください。

どう対応すればいいの?

Configのリソース記録設定において、Security Hubでコントロールを有効にしている(「不明」ステータスとなっている)サービスに対して、記録するように設定を見直すことで解消できます。

2025年2月にSecurity Hubコントロール「Config.1」における評価方法が変更されたことで、従来、以下の状態であった項目に対しての検出結果が「不明」と出力される仕様となりました。

  • 特定のリソース記録が有効にされたことが無く、検出結果が「成功」になっている
  • 特定のリソース記録が有効にされた後無効になり、検出結果が最終ステータスの「成功」になっている
  • 特定のリソース記録が有効にされた後無効になり、検出結果が最終ステータスの「失敗」になっている

https://dev.classmethod.jp/articles/security-hub-config1-evaluation-change-2025/

そのため、Configの設定を確認した上で、Configの記録するリソースを「全てのリソース」に設定するか、Security Hubで対象にしているすべてのリソースに対してConfigのリソース記録を有効化する対処法を行なってください。

やってみた

Configの記録するリソース設定の変更方法について記載します。
1.マネジメントコンソール上で「Config」→「設定」から「レコーダー」の
「編集」を選択します。
スクリーンショット 2025-03-07 14.53.28.png

2.「カスタマイズ可能なオーバーライドのあるすべてのリソースタイプ」を選択し、全てのリソースに対して記録する設定とするか、「特定のリソースタイプ」で選択したリソースのみに対して記録する設定とするか選択します。
スクリーンショット 2025-03-07 13.54.40.png

3.「特定のリソースタイプ」とした場合、「リソースタイプを追加」から記録するリソースタイプと記録頻度を選択します。
スクリーンショット 2025-03-07 13.54.49.png

参考情報

https://dev.classmethod.jp/articles/security-hub-config1-evaluation-change-2025/

https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/securityhub/latest/userguide/config-controls.html

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