AWS の Service Quotas での上限緩和申請時に目安となる値の算出方法はありますか?

AWS の Service Quotas での上限緩和申請時に目安となる値の算出方法はありますか?

2026.08.25

困っていた内容

AWS でアプリケーションを実行していますが、頻繁にスロットリングが発生するようになったので Service Quotas から上限緩和を申請することを検討しています。
ただし、どの程度の値で申請すればよいかについての判断基準が定まっていないため参考となる値や算出方法を調査しています。

AWS の Service Quotas での上限緩和申請時に目安となる値の算出方法はありますか?

どう対応すればいいの?

AWS Well-Architected ではバッファの例として 15% という値が紹介されています。
REL01-BP06 フェイルオーバーに対応するために、現在のクォータと最大使用量の間に十分なギャップがあることを確認する - AWS Well-Architected フレームワーク

現在のクォータ制限に適切なバッファを含めます。バッファの例は 15% です。

ただし、15% という値はあくまで一例であるため以下のような点も考慮する必要があります。

  • アプリケーションの種類
  • スロットリングの頻度
  • リトライなどのエラーハンドリングでの対応可否
  • アプリケーションの負荷状況

以下の AWS のガイドラインにも記載されている通り、性能の多くはワークロードに依存します。
そのため、上記のような点についての検討に加え、検証環境で検証したうえで上限緩和の値を算出する方法もご検討ください。
技術的なお問い合わせに関するガイドライン | AWS サポート

性能指標についてのお問い合わせ

  • AWS では各サービスの性能指標についてご案内しておりません(ドキュメントで公開されているものはこの限りではありません)。
  • 「性能」の多くは、お客様の環境やワークロードに依存します。一般的にご案内できる情報を AWS が持ち得ない点をご理解ください。
  • お客様ご自身の環境で実際に測定していただくことが、適切な指標になりうると考えております。実測したい環境を容易に複製し、破棄できるのがクラウドのメリットです。ご活用ください。

参考資料


AWSテクニカルサポートノートについて

過去にクラスメソッドのAWS総合支援サービスで頂いたお問合せの中から、通常のAWS利用時でも有益になりうる情報をテクニカルサポートチームがTIPSとしてご紹介しています。技術サポートは、無料でご提供しております。詳細は下記ボタンからご覧ください。

クラスメソッドのAWSサポートの詳細を見る

この記事をシェアする

AWSのお困り事はクラスメソッドへ

関連記事