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[アップデート]Strands AgentsでTypeScriptがサポートされました
はじめに
以下のアップデートによりPythonのAIエージェントフレームワークであるStrands AgentsでTypeScript(JavaScript)がサポートされ、プレビュー版として発表されました。
代表的なTypeScriptフレームワークとしてはMastraがありますが、今後はStrands Agentsも選択肢の一つになりそうです。
やってみた
まずはじめにパッケージインストールを行います。
bun init -y
bun add @strands-agents/sdk
インストールが完了したら早速実装を進めていきます。
「わずか数行のコードでAIエージェントを構築・実行できるフレームワーク」を売りにしているので、以下のようにシンプルな記述で実装してみます。
import { Agent } from "@strands-agents/sdk";
const agent = new Agent()
const result = await agent.invoke('AI Agentって何?')
console.log(result)
AWSの認証情報を.envに設定しておきます。
AWS_ACCESS_KEY_ID=your-access-key
AWS_SECRET_ACCESS_KEY=your-secret-key
AWS_DEFAULT_REGION=us-east-1
諸々の準備ができたので、agent.tsを実行してみます。
bun run agent.ts
# AI Agentとは
**AI Agent(AIエージェント)**は、自律的に目標を達成するために行動できるAIシステムのことです。
## 主な特徴
1. **自律性**
- 人間の指示を待たずに、自ら判断して行動できる
2. **目標指向**
- 与えられた目標に向かって、複数のステップを計画・実行
3. **環境との相互作用**
- 外部ツールやAPI、データベースなどにアクセスして情報収集や操作を行う
4. **反復的な問題解決**
- 結果を評価し、必要に応じて戦略を修正
## 具体例
- **タスク実行型**: 「旅行プランを立てて」→ 予算調査、フライト検索、ホテル予約まで自動実行
- **コーディング支援**: バグを見つけ、修正案を提案し、テストまで実行
- **リサーチアシスタント**: 複数の情報源から情報を集め、分析してレポート作成
## 従来のAIとの違い
- **ChatGPT(通常)**: 質問→回答(1回のやりとり)
- **AI Agent**: 目標→計画→実行→評価→修正→完了(複数ステップを自律実行)
最近注目されている技術分野です!AgentResult {
type: "agentResult",
stopReason: "endTurn",
lastMessage: Message {
type: "message",
role: "assistant",
content: [
[Object ...]
],
},
toString: [Function: toString],
}
問題なくレスポンスが返ってきました。
まとめ
今回はStrands AgentsでサポートされたTypeScriptのプレビュー版を触ってみました。
元々Strands Agentsというフレームワークが好きだったので、TypeScriptでMastraに代わる選択肢が出てきて嬉しい限りです。
TypeScriptのサポート以外にもエッジデバイスサポート等のアップデートがあったようなので、今後色々試していければと思います。







