[UE4] UE4 札幌 Meetup!に参加+喋ってきました

[UE4] UE4 札幌 Meetup!に参加+喋ってきました

Clock Icon2015.09.09

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UE4 札幌 Meetupが開催されました

2015/09/06に札幌でUnreal Engine 4のMeetupイベントが開催されました。会場は株式会社インフィニットループさんをお借りし、総勢50名近くの参加者が集ったイベントとなりました。

自分は唯一のLTメンバーとしてちょっとだけ登壇してきましたので、そのイベントのレポートです。

主催はなつのやさん

今回のMeetupの主催はUE4 の学び部屋のなつのやさん。主にUE4関連の翻訳を手がけています。

まず、なつのやさんから今回のMeetup開催についてのご挨拶がありました。

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Unreal Engine 4の紹介@Epic Games Japan 今井さん

今回のMeetupではUnreal Engineの開発元であるEpic Games Japanから日本のコミュニティマネージャーである今井翔太さんにお越しいただきました。

UE4の今、今後の開発の方向性について、数多くの事例紹介、UE4の数多にわたる機能の一部の紹介など盛りだくさんのネタの講演でした。

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学習方法としてある程度ゲーム開発に慣れている人は、プロが作成したサンプルシーンプロジェクトからリバースエンジニアリングするのが有効な学習方法とのことです。自分はまだまだこの領域に到達していないのでまずはコツコツ基本を積み重ねていきたいところ。

さらにUnreal Dev Grantsというファンドの紹介もありました。6億円(!)が用意されていて面白いプロジェクトにガンガン出資してくれるとのことです。日本からの応募がまだまだ少ないのでチャンスありとのこと。 こういった素晴らしいチャンスの情報が日本では何故かあまり知られていないのはもったいないですね。

最後にオープンソースにした時のエピソードや、よくあるライセンスの費用の質問(ほんとに無料なの?)など、なかなか聞けないような話もあり、UE4を利用しているユーザーと開発元のディベロッパーとの距離が非常に近く感じられる講演でした。

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今井さんの話の中で、特にUE4のアンサーハブを知ることが出来たのが個人的に一番収穫がありました。

UE4に自作CGを表示するだけのお話し@和牛先生

続いて札幌で3DCGの講師をされている和牛先生です。

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Blenderを使って自作したキャラクターをUE4上に取り込むときの注意やアニメーション、視差マップを利用した立体感のあるマテリアルの作り方を紹介です。

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ライブコーディングならぬ、ライブモデリングをしながら作業を進めていきます。どんどん高品質のテクスチャが出来上がっていく様子が圧巻です。

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UE4では光源による影の使い方で随分とモデリングされたキャラクターの見え方が変わりました。影をうまく使いこなすことでより立体的で雰囲気のある質感を作り出すことができるそうです。

途中、テクスチャが正常にエクスポートが出来ないトラブルがありましたが、そこは普段教え慣れている和牛先生。華麗にトークで回避し、無事立体的な視差マップマテリアルを時間内にモデリングすることが出来ました。

UnrealEngine4で簡単なゲーム用背景を作ってみる@小平真巳さん

札幌のゲーム会社で3DCGデザイナーをされている小平さん(@raidako3D)によるUE4を使ってゲームの背景を作ってみるライブモデリングの発表です。

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予め作成した壁のパーツをコピーして配置していくと、続々と洋館の内部が出来上がっていきます。ところどころショートカットキーを駆使しながら手慣れた感じで背景を作成していく小平さん。

ライティングを工夫するとグッと雰囲気が出てきます。先ほどの和牛先生での講演でもそうでしたが、ライティングの調整が非常に大事なようです。

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Post Process Volume を全体に適用しBloomをいれます。設置したシャンデリアがぼんやりとした光を発するようになります。さらにAmbient Oculusion をいれると影が濃くなった感じにするなど、とても細かい調整がサクサクと入っていきます(この辺りからほとんどポカーン状態)

最後にドアを抜けた先の部屋などをつけて・・・最後にすごいホラーな絵が。。。(どうやら実写を加工したものだそうです。実際の方は美人さんとのこと)

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札幌ゲーム制作者コミュニティKawazの紹介@みぃおさん

今回の協賛団体の一つであるKawazのご紹介。Global Game Jam Sapporoを主催するなど、(恐らく)札幌最大のゲーム開発コミュニティです。

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普段の活動内容のご紹介や意外と知らない入会の仕方、そして冬も近くなってきたということで、「Global Game Jam」についてのご紹介。アナログボードゲームをプレイしている様子や、鍋を囲んでる様子など写真を交えてのご紹介でした。

近未来ガジェット研究所の紹介@ひろし氏

こちらも今回の協賛団体の一つである近未来ガジェット研究所の紹介です。自分もここに所属しています。Global Game Jamで知り合った人たちを中心に、デジタルガジェットについて発表したり、勉強会を行ったり、もくもく会を行うなど、活発に活動しています。

さらに今回のようなイベントの主催はもちろんのこと協力なども行い、札幌の技術コミュニティの活動を後押ししています。

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初学者のUnreal Engine 4@こむろ

なぜか進行上LTが最後のおおとりになっていましたが、初心者であることに託けて言いたい放題言ってきました。

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公式ドキュメントが充実してるから初めての人はそこからやるといいよ、ということ。 意識低い系でも写経するだけで動くものが出来てすごく楽しいよということ。 そして「日本語ドキュメントに間違いがいくつかあるよ、だからPull Requestを出させてください!」と、本当に言いたい放題言ってきました。

資料はこちら

[slideshare id=52468996&doc=ue4lt-150906141334-lva1-app6891]

懇親会

懇親会の様子です。様々な分野のエンジニアやデザイナー、プランナーや講師の方々が交流する場が自然とできていました。

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まとめ

Unreal Engine 4のMeetupは札幌では初めての開催になります。総勢50名近い参加者がありとても盛況でした。Unreal Engineの注目度の高さを改めて感じることが出来たのではないでしょうか。とても熱気溢れるイベントで非常に良かったと思います。是非第2回も開催したいですね。

今回は3DCGデザイナーの方の発表枠が多く、プログラマー的な観点からのUE4が語られることがほとんどなかったので、次はもう少しプログラム的な話も聞いてみたいところです(ゲームAIとかその辺りの話しを是非)

Epic Gamesの今井さん、主催のなつのやさん、関係者の皆様お疲れ様でした。またやりましょう!

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