iMovieで画像にKen Burnsエフェクトが既定で適用されないようにする
こんにちは、CX事業本部の若槻です。
今回は、Macの動画編集ソフトiMovieで、動画に追加した画像に対して「Ken Burns」というエフェクトが既定で適用されないように設定する方法のご紹介です。
環境
- MacBook Pro 13-inch, 2019
- macOS Catalina バージョン 10.15.5
- iMovie バージョン 10.1.14
Ken Burnsが適用されると何が困るのか
iMovieの既定の設定では、プロジェクトで動画に追加した画像には以下のようなズームアウトのエフェクト(Ken Burns)が適用されてしまいます。
しかし、動画内で画像をただ静止画として表示させたいだけの場合は、このKen Burnsエフェクトは必要ありません。
画像に既に適用されているKen Burnsを解除したい場合は、画像を選択して[クロップ] - [スタイル]からフィット
を選択すれば解除できます。
しかしこの方法だと個別の画像のKen Burnsしか解除できないため、この後で追加するすべての画像にも同様の操作を行う必要がありとても非効率です。
そこで、既定でKen Burnsが適用されないようにする設定を確認してみました。
既定でKen Burnsが適用されないようにする
この設定が適用されるのは設定実施後に新規作成されたプロジェクトのみでした。設定実施前に作成されていたプロジェクトでは新しく追加した画像であっても既定でKen Burnsが適用される動作となるのでご注意ください。
iMovieのアプリを立ち上げたら、[iMovie] - [環境設定]を選択します。
[iMovie 環境設定]ダイアログの[写真の配置]では既定でKen Burns
が選択されています。
クリックしてメニューから合わせる
を選択します。
これで設定は完了です。
設定後に新しく作成したプロジェクトに追加した画像には、既定でKen Burnsエフェクトは適用されていませんでした。
スタイルの設定を見るとちゃんとフィット
となっています。
おわりに
以上、iMovieでKen Burnsエフェクトが既定で適用されないように設定する方法のご紹介でした。
Developers.IOのビデオセッションの動画を作るのにiMovieを初めて触りましたが、便利ではあるんですがなかなかコツがいるアプリですね。
以上