[アップデート] Amazon OpenSearch ServiceがGraviton3(M7g、C7g、R7g、R7gd)をサポートしました

[アップデート] Amazon OpenSearch ServiceがGraviton3(M7g、C7g、R7g、R7gd)をサポートしました

Clock Icon2024.08.31

こんにちは。サービス開発室の武田です。

AWSマネージドなOpenSearchを提供するAmazon OpenSearch Serviceで、新しいインスタンスタイプとしてGraviton3が利用できるようになりました。

https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2024/08/amazon-opensearch-service-graviton3-c7g-m7g-r7g-r7gd-instances/

新しくサポートされたのは次の3タイプです。

  • 汎用(M7g)
  • コンピューティング最適化(C7g)
  • メモリ最適化(R7g、R7gd)

共通してついているgはCPUがGravitonであることを表します。dはインスタンスストレージとしてNVMeベースのローカルSSDをサポートしていることを表しています。OpenSearch Serviceの第6世代のインスタンス(M6gなど)はGraviton2です。今回サポートされたGraviton3は第7世代となり、パフォーマンスは最大25%優れているとされています。

料金についても見てみましょう。比較しやすいように他の世代と並べています。東京リージョンの料金です。

インスタンスタイプ vCPU メモリ(GiB) インスタンスストレージ(GB) 1時間あたりの料金
m5.xlarge.search 4 16 EBSのみ $0.366
m6g.xlarge.search 4 16 EBSのみ $0.329
m7g.xlarge.search 4 16 EBSのみ $0.35
c5.xlarge.search 4 8 EBSのみ $0.316
c6g.xlarge.search 4 8 EBSのみ $0.284
c7g.xlarge.search 4 8 EBSのみ $0.302
r5.xlarge.search 4 32 EBSのみ $0.448
r6g.xlarge.search 4 32 EBSのみ $0.404
r7g.xlarge.search 4 32 EBSのみ $0.429
r6gd.xlarge.search 4 32 1 x 237 NVMe SSD $0.461
r7gd.xlarge.search 4 32 1 x 237 NVMe SSD $0.546

第6世代に比べるとやや値上がり傾向にあるようです。しかしx86ベースである第5世代と比べると安いですね。

まとめ

OpenSearch ServiceでGraviton3のインスタンスタイプがサポートされました。世代としては第7世代となり、パフォーマンスの向上が期待できます。

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