[アップデート] Amazon SQSのFIFOキュー高スループットモードの制限がバージニア北部などで70,000に引き上げられました #AWSreInvent
こんにちは。サービス開発室の武田です。
re:Invent期間中でバシバシ新機能が発表されています。今回はAmazon SQSで、制限引き上げのアップデートが発表されました。
東京リージョンは変更なし
実は10月にも高スループットモードの制限引き上げがありました。このときは東京リージョンにもアップデートがあり、 4,500PS→9,000TPS に引き上げられました。今回は東京リージョンに影響はありません。
3リージョンで制限引き上げ
FIFOキューの標準のスループットは、1秒あたり300トランザクション(300TPS)です。今回のアップデートでは バージニア北部、オレゴン、アイルランド の3リージョンで制限が引き上げられました。
変更前のスループット
- バージニア北部、オハイオ、オレゴン、フランクフルト、アイルランド
- 18,000TPS
- ムンバイ、シンガポール、シドニー、 東京
- 9,000TPS
- ロンドン、サンパウロ
- 4,500TPS
- その他のリージョン
- 2,400TPS
変更後のスループット
- バージニア北部、オレゴン、アイルランド
- 70,000TPS
- オハイオ、フランクフルト
- 18,000TPS
- ムンバイ、シンガポール、シドニー、 東京
- 9,000TPS
- ロンドン、サンパウロ
- 4,500TPS
- その他のリージョン
- 2,400TPS
まとめ
東京リージョンは据え置きですが、より高いスループットが必要なシステムでは、他のリージョンでの使用も検討してみてください。