[アップデート] Amazon SQSのFIFOキュー高スループットモードの制限がバージニア北部などで70,000に引き上げられました #AWSreInvent

バージニア北部、オレゴン、アイルランドの3リージョンでAmazon SQSのFIFOキュー高スループットモードの制限が引き上げられました。
2023.11.28

こんにちは。サービス開発室の武田です。

re:Invent期間中でバシバシ新機能が発表されています。今回はAmazon SQSで、制限引き上げのアップデートが発表されました。

東京リージョンは変更なし

実は10月にも高スループットモードの制限引き上げがありました。このときは東京リージョンにもアップデートがあり、 4,500PS→9,000TPS に引き上げられました。今回は東京リージョンに影響はありません。

3リージョンで制限引き上げ

FIFOキューの標準のスループットは、1秒あたり300トランザクション(300TPS)です。今回のアップデートでは バージニア北部、オレゴン、アイルランド の3リージョンで制限が引き上げられました。

変更前のスループット

  • バージニア北部、オハイオ、オレゴン、フランクフルト、アイルランド
    • 18,000TPS
  • ムンバイ、シンガポール、シドニー、 東京
    • 9,000TPS
  • ロンドン、サンパウロ
    • 4,500TPS
  • その他のリージョン
    • 2,400TPS

変更後のスループット

  • バージニア北部、オレゴン、アイルランド
    • 70,000TPS
  • オハイオ、フランクフルト
    • 18,000TPS
  • ムンバイ、シンガポール、シドニー、 東京
    • 9,000TPS
  • ロンドン、サンパウロ
    • 4,500TPS
  • その他のリージョン
    • 2,400TPS

まとめ

東京リージョンは据え置きですが、より高いスループットが必要なシステムでは、他のリージョンでの使用も検討してみてください。