[Update] AWSコスト管理の期限切れ通知がSavings Plansにも対応しました
こんにちは。サービスグループの武田です。
AWS Cost ExplorerにはRI(リザーブドインスタンス)の期限切れ通知機能がありました。
今回この機能と同等の機能がSavings Plans(以下、SP)でも利用可能となりました。
マネジメントコンソールから確認してみる
RI期限切れ通知は[予約] > [概要]から設定しますが、SPの期限切れ通知は[Savings Plans] > [概要]から設定します。
画面右上の[Manage alert subscriptions]をクリックすると通知期日と通知先の入力画面に遷移します。
期日は次の4つから選択。
- 期限日当日
- 期限日の7日前
- 期限日の30日前
- 期限日の60日前
また通知先のメールアドレスは10件まで、というのはRI期限切れ通知と同じ仕様です。
すでにRI期限切れ通知を設定していた場合
この機能がリリースされる以前に、RI期限切れ通知の設定をしていた場合、自動的に設定が引き継がれているはずです。念のため確認しておくのもよいでしょう。
ただし、RI期限切れ通知とSP期限切れ通知は 異なる通知設定 です。片方を更新したからといって、もう片方に自動的に反映されるわけではありません。RIとSPを両方とも購入して運用している方は、 両方の設定を更新する 必要がありますので注意してください。
検証していて気付いた注意事項
RI期限切れ通知は「アラートを管理する」というリンクから設定画面を開きますが、RIを購入していないアカウントではこのリンクが表示されないようです。検証開始当初、リンクが見つからなくて少し慌てました。
まとめ
RIやSPはコスト削減をする上で重要な要素です。長期間運用する場合は追加購入が必要ですが、忘れてしまうともったいないですね。通知などを利用してうまく運用していきましょう。