[アップデート] AWS Elemental MediaConnect で Reserved outbound bandwidth(予約されたアウトバウンド帯域)の使用によるコスト削減が出来る様になりました

Reserved outbound bandwidth はなんて略すれば良いのだろうか
2020.10.01

こんにちは、大前です。

今日は AWS Elemental MediaConnect (以下 MediaConnect)に関するアップデートを紹介します。

Reserved outbound bandwidth now available for AWS Elemental MediaConnect

TL;DR

  • MediaConnect のインターネットアウトバウンド帯域に対してコミットする料金体系が追加
  • 12ヶ月単位で、現在は 4つの帯域でメニューが用意されている
  • 標準価格と比較し、40%~70%の費用節約が可能に

どんなアップデートか

MediaConnect の利用費に関するアップデートとなります。

MediaConnect からインターネットへのアウトバウンド通信 について、割引を受けられるプランが追加されました。

以下、アップデートブログの一部を機械翻訳したものになります。

アウトバウンド帯域幅を割引すると、現在の価格に基づいてアウトバウンドデータ転送コストを最大70%削減できます。MediaConnectへの12か月のコミットメントにより、MediaConnectがサポートされているすべての地域で、50、150、500、および1500Mbps層のアウトバウンド帯域幅を予約します。予約済みのアウトバウンド帯域幅は、MediaConnectからインターネットに送信されるトラフィックをカバーします。予約の料金は1時間ごとに請求され、超過料金はオンデマンド料金で請求されます。

軽くポイントを抜き出してみると以下でしょうか。

  • 12ヶ月でのコミットメント
  • 50、150、500、1500Mbps いずれかの帯域を予約する
  • 予約した帯域を超過する利用についてはオンデマンド料金で請求される

コンソール画面をみてみる

コンソール画面も見ていきましょう、MediaConnect のメニューに Reservations という項目が追加され、Offerings を開くと帯域毎の 4つのプランが購入出来る様になっています。

マッチするケース

今回追加されたこの料金プランがマッチするケースを考えてみます。

まず大前提として、MediaConnect を長期間使用している or 使用する予定がある があります。12ヶ月のコミットが必要になるのでこれは当然ですよね。

次に、どの様に MediaConnect を使用しているとこの料金プランが適用できるのかを考えていきます。

というのも、MediaConnect は使用パターンがいくつかあるので、この料金プランが適用される構成とされない構成が存在します。単に MediaConnect を使用しているからといっていきなり 12ヶ月のコミットを行うのは危険です。

OK パターン

今回追加された Reserved outbound bandwidth の対象は インターネットへのアウトバウンド通信 です。

そのため、MediaConnect からインターネットに対して通信が発生する構成でなくてはいけません。

具体的には、以下の構成が考えられます。

MediaConnect を映像伝送に使用しているパターンですね。この場合は、MediaConnect からインターネット(AWS 外)への通信が発生しているため、Reserved outbound bandwidth がマッチすると思われます。

NG パターン

一方で、以下の様に MediaConnect → MediaLive のような構成をとっている場合には MediaConnect からのアウトバウンド通信がインターネットではないため、Reserved outbound bandwidth は適用されません。

この様に、MediaConnect をどう使っているかによって Reserved outbound bandwidth が適用できる、できないが変化する事には注意が必要そうです。

購入前にはしっかりと構成を確認しましょう。

おわりに

MediaConnect のアップデートである Reserved outbound bandwidth について紹介しました。

適用できるかどうかは MediaConnect の使用方法に依存する部分があるため導入は慎重に行なっていただければと思いますが、マッチする場合には大幅なコスト削減が期待できます。

以上、AWS 事業本部の大前でした。

参考