Control Tower v2.2が出たので更新してみた

Control Towerのv2.2がリリースされたため更新してみました。ボタンポチで簡単に更新できて、新しいガードレールが適用できるので利用している環境があればすぐポチリしましょう!
2020.02.13

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こんにちは、臼田です。

みなさん、AWSのガバナンス効かせてますか?(挨拶

今回は以前設定したControl Towerのバージョンがv2.2にアップデートできるようになっていたのでやってみました。

Control Towerなんぞや?みたいな場合にはまず下記をご参照ください。

AWS Control Towerのラボをやりながら学んでみた-B1セットアップ編

Control Towerのバージョンアップってなに?

Control Towerでは各アカウントにガードレールなどを提供していますが、新しいガードレールのルールが追加されたりしています。

バージョンを上げることによりこれを適用することができます。詳細は下記をご確認ください。

AWS Control Tower での設定更新管理 - AWS Control Tower

今回v2.2のリリースノートには最新の設計図とガードレールへの更新。と書かれていました。

やってみた

新しいバージョンが出たことはControl Towerのダッシュボードにアクセスすると一発で分かるように画面上部に青く出ました。また、「設定」ページでもバージョンの情報が確認できます。

更新する場合にはどちらかの「更新」ボタンを押します。

更新の確認画面が出てくるので確認します。作成時と同じように1時間程度かかります。よければボタンをポチリ。

1時間程度待ちます。この状態になれば画面を閉じても問題ありません。ちなみにアップデート前は予防ガードレールが17、検出ガードレールが3です。

時間が経過してバージョンが上がりました。「設定」ページで確認できます。

ダッシュボードを確認すると、予防ガードレールが20とv2.1より3つ増えていました。

diffしてみると下記3つが追加されていました。

名前 ガイダンス カテゴリ 動作
ログアーカイブの削除を許可しない 必須 監査ログ 予防
AWS Config 集約承認の削除を許可しない 必須 Control Tower のセットアップ 予防
CloudWatch Logs ロググループへの変更を許可しない 必須 監査ログ 予防

うっかりログを消したり、設定変更してしまうことを防ぐガードレールが追加されました!

まとめ

Control Towerを更新してみました。

最新の状態に更新することが非常にかんたんなので、どんどんアップデートしていきたいですね。

ガンガンガバナンスを効かせて行きましょう!