
【アップデート】Amazon Redshift の新機能「Auto Vacuum & Auto Sort」バックグラウンドでVacuumが自動実行するようになりました #reinvent
こんにちは!DA事業本部の石川です!
re:Invent2019の12/3のキーノートでAmazon Redshiftが新たにAmazon Redshift 「Auto Vacuum & Auto Sort」をサポートしました。正直、この機能はキーノート前に発表されていたのでノーマークだったのですが、AWSの柴田竜典さんの2019 Japan Wrap-up Session - Database & Analyticsの中でアップデートとして解説していましたので、私の方からも紹介します。
Auto Vacuum & Auto Sortとは?
これまでのRedshiftのAuto Vacuum Delete は論理削除した領域の開放のみなので、ソートキーを設定したテーブルは別途VACUUMを実行が必要でした。今回のアップデートは、Auto Vacuum で データのソートも自動実行されるようになりました。これまで煩わしかったVACUUM実行の運用、テーブル保守から開放されます。
どのように動作するか?
機械学習を使用してクエリのパターンを分析し、ソートを行うテーブルに優先順位を付けをします。この優先順位に基づき、クラスタの負荷状況に応じて、バックグラウンドでソートを実行します。
まとめ
VACUUMは処理負荷が高く、かつクラスタ内で同時実行できないなどの制限があり、大規模なクラスタの運用では運用が煩雑になりがちでした。今回のアップデートで、ANALYZE、VACUUM、WLM、分散キーなどの殆どが自動化され、クラスタの管理業務が不要になりました。