[アップデート]最後にAMIを使ってEC2インスタンスを立てた日時が確認できるようになりました

そのAMI、ホコリを被っていても現役かもしれません
2024.05.02

たぬき( @tanuki_tzp )です。
AMIを使用してEC2インスタンスを立てた日時が確認できるようになりました。

Amazon EC2 simplifies visibility into your active AMIs

これにより、「古いAMIだけど、使われたことがあるのかわからない…」といった謎のAMIが実際に使われたことがあるのかがわかります。
ただし、あまりに古すぎるとデータとして残っていないようなので、 2017年4月以降 の情報しか取得できないことに注意してください。

参考: Deregister (delete) an AMI - Amazon Elastic Compute Cloud

やってみる

早速、最終起動時刻が更新されるところを確認してみましょう。
まず、元になるEC2インスタンスからAMIを作成します。

AMIができました。
まだこのAMIを元にEC2インスタンスを起動したことがないため、最終起動時刻が空欄になっています。

このAMIを元にEC2インスタンスを起動します。

起動されたインスタンスに、先程作成したAMIが紐付けられているのを確認しました。

これで最終起動時刻が更新されるはずです。

え? 反映されてないじゃない……

大丈夫です。ちゃんと反映されます。
ただし、最長で24時間の反映ラグがあります。

(14:30に起動し、20:00ぐらいに確認したところ、反映されていました。)
めでたしめでたし

おわりに

AMIについては、下記のアップデートもありました。
[アップデート]AMIの登録解除保護を設定できるようになりました | DevelopersIO

最終起動時刻が見えるようになっただけではありますが、登録解除保護のアップデートとAMIライフサイクルと合わせて、柔軟なAMI管理ができそうだと思いました。
特に、「とりあえず消さないで置いておいているけど消したい…」というAMIがある方には助かるアップデートかもしれません。