
既存の Amazon Managed Grafana ワークスペースのバージョンを 9.4 にアップデートしてみた
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こんにちは、CX事業本部 Delivery部の若槻です。
少し前に Amazon Managed Grafana のアップデートで、ワークスペースのバージョンとして既存の 8.4 に加えて 9.4 を選択可能になりました。
これにより追加で次のようなアップデートが利用可能になりました。
- 新しいデータソースプラグインとクエリ
 - Prometheus と Loki データソースクエリビルダー
 - 新しいナビゲーション
 - トレース to メトリクス
 - コマンドパレットの機能強化
 - ダッシュボードパネルのデザイン更新
 - Dashboards と Explore に新しいデータソース接続ページが登場
 - Canvas パネル
 - サービスアカウント
 
今回は、以前にバージョン 8.4 で作成したワークスペースが 9.4 にアップデート可能になっていたので、アップデートしてみました。
やってみた
アップデート前のダッシュボード
比較のため、アップデート前の 8.4 のダッシュボードは次のようになっています。

8.4 からアップデート可能になっている
マネジメントコンソールでワークスペースを 8.4 からアップデート可能になっています。(アップデート前のキャプチャを取り忘れたのでこれだけ別のワークスペースのものです)

9.4 にアップデートする
アップデート先として選択可能なバージョンは 9.4 のみです。

アップデートします。

アップデートが開始されました。

2,3分ほど待つとアップデートが完了し、バージョンが 9.4 となりました。

アップデート後のダッシュボード
ダッシュボードの変更点を確認してみます。
リストパネル中のリンクのスタイルが変わっており、リンクであると認識しやすくなっています。

またリスト中のリンクをクリックして選択を変更すると、他の連動しているパネルでローディングの表示がされるようになりました。

ダッシュボード上部にコマンドパレットが追加されました。

サイドナビゲーションバーはハンバーガーメニュー操作時のみ表示されるようになりました。

おわりに
既存の Amazon Managed Grafana ワークスペースのバージョンを 9.4 にアップデートしてみました。
8.4 のまま残されているワークスペースがある場合はアップデートを検討してみましょう。
以上







