Kiro のインストーラーが公式ホームページからダウンロードできるようになっていたため使ってみた

Kiro のインストーラーが公式ホームページからダウンロードできるようになっていたため使ってみた

2025.07.29

いわさです。

先日プレビューで登場した AI 統合開発環境の「Kiro」ですが、注目を集めたためか現在はウェイトリストへの登録が必要な状況です。

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Waitlist - Kiro より

以前はbrewからインストールすることでウェイトリストを回避することなどが出来たらしいのですが、現在は IDE 起動時に認証が必須になり IDE 上でもウェイトリストへ登録されるような形になっています。

そして、以前まではウェイトリストで承認されるまではダウンロード自体が出来なかったのですが、現時点ではインストーラーのダウンロード自体は公式ホームページからも行うことが出来ます。

ダウンロード方法

前述のインストーラー自体に認証が組み込まれたためでしょうか、公式ホームページでもダウンロード専用ページが追加されたようです。

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本日時点では公式ホームページのフッターメニューに Download が存在し、次のようにウェイトリスト関係なしにインストーラーの入手が可能です。

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Downloads - Kiro より

今回は上記から Apple シリコン macOS 向けのインストーラーをダウンロードして使ってみました。

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インストールして使ってみる

インストール後に Kiro を起動してみましょう。
brewでインストールしたものと同じで、まず最初に認証が要求されます。

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本日時点ではウェイトリスト待ちの場合は使うことが出来ません。
新規の認証アカウントで認証を試みてみましょう。

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ウェイトリストに追加された旨が表示されました。

一方で、ウェイトリストを通っている方であれば次のように使用できる状態になると思います。
承認されている AWS Builder ID や Amazon Q Developer Pro をリンクした IAM Identity Center アカウントで認証してみたところ次のように使い始めることが出来ました。

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ただ、AWS Builder ID の場合は Claude Sonnet 4.0 を使おうとしたタイミングで Unavailable エラーが発生したので、現在は Amazon Q Developer Pro ライセンスを購入済みの IAM Identity Center アカウントで使っています。
こちらは問題なく使えています。

さいごに

本日は、Kiro のインストーラーが公式ホームページからダウンロードできるようになっていたため使ってみました。

どこぞのブログを見てbrew installを使われてようとしていた方はこちらの公式インストーラーを是非使ってみてください。
Kiro はまだプレビュー中で、この公式インストーラーのページも同じ形で提供され続けるのかは不明ですのでご注意ください。

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