クラスメソッドにジョインしていましたUTSUMAIです

ジョインブログ/企業法務室の紹介
2022.07.07

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2021年1月1日にクラスメソッド総務部法務チームにジョインしていました、UTSUMAIです。

今期から法務チームは総務部から独立して「企業法務室」となり、その室長になりました。

企業法務室の他のメンバーとともに、法務面から事業をサポートし、クラスメソッドの製品・サービスの品質向上に貢献していきたいと思います。

日の出

 

自己紹介

クラスメソッドに入社する以前は、医療機器の輸入、製造を行う会社で法務や国際業務に携わりました。

それ以前は、法律事務所で民事系の案件を中心に訴訟や交渉を担当していました。

それぞれの仕事、職場に多くの学びや楽しさがありました。

 

クラスメソッドは、個々のメンバーが自律的に仕事をし、互いの自由を尊重する空気があり、そこがとても好きです。

IT事業は変化が激しく、新たな法的規制、IT業界特有の契約関係を検討する必要がある点で、法務対応の難しさがあります。

そういったIT法務、IT事業につき、日々の業務を通じて法務メンバーは楽しみながら新たな学びを得ています。

 

個人的には、家族、電車に乗ること、旅行、イタリアが好きです。

イタリアは、人々の考え方、料理、街並み、デザインセンスに憧れ、尊敬しています(一度しか行ったことがないのですが…)。

少しでもイタリアに近づきたいので、イタリア語を勉強中です。

雨の境界

 

企業法務室の役割

企業法務室は、クラスメソッドの各部が事業を行うにあたり、そのリスクコントロールをサポートすることが役割であると考えています。

企業活動において、あらゆるリスクを排除しようとすると、何もすることができなくなってしまいます。

そのため、リスクは適切にコントロールすることが重要であり、そのために必要な情報を調査、検討し、担当部へフィードバックすることが私たちの仕事です。

 

一般的に、法務は契約書をレビューし担当部に情報提供することが主な業務となっており、それは私たちも同じです。

しかし、契約書は当事者が合意したことを記録に残すための方法にすぎず、信頼関係に基づいて何らかの関係を持ちたいという当事者の意思が存在することが大前提となります。

大事なのは信頼関係に基づいて相互に有益な関係を構築すること、そのために互いに何を約束するかについて認識を共有することであり、契約書の作成は目的ではありません。

法務と事業部が密にコミュニケーションをはかり、取引の真の目的、意図を相互に理解することは、上記のようなお取引先との関係構築にも寄与することになります。

いつもこの視点を持って法務業務にあたり、担当部にも伝え、お取引先との信頼関係構築に資する契約書づくりを担当部とともに進めていきたいと思います。

最後に

企業法務室では、契約書レビューのほか、各種法務相談の対応、知的財産権の管理や法務情報の発信、さらに契約管理等に関する新たなツールの活用を検討するなど、リスクコントロールのサポートと生産性の向上のため、「やってみる」の精神で活動範囲を広げていきたいと考えています。

クラスメソッドに関わるあらゆる方々との信頼関係構築と、クラスメソッドの安定的な企業活動の実現をサポートするため、企業法務室メンバーは日々プロフェッショナルなスキルを磨き続けます。