[小ネタ] VMware Cloud on AWSのサブスクリプションを確認してみた

[小ネタ] VMware Cloud on AWSのサブスクリプションを確認してみた

オンデマンドのend_dateが3022年になってるのが面白いなと思いました。1000年続くインフラを目指して

こんにちは、AWS事業本部の荒平(@0Air)です。

小ネタではありますが、VMware Cloud on AWSのサブスクリプションを確認する機会がありましたので残しておきます。
サブスクリプションは、SDDCをオンデマンドで利用するか、1年や3年の長期契約をしている場合に確認できます。

該当するAPIリファレンスのページは以下です。

確認方法

ログインした状態のVMware Cloudコンソールのデベロッパーセンターから確認できます。 (https://vmc.vmware.com/console/developer/api-explorer)

「APIエクスプローラー」→「VMware Cloud on AWS」→「全般」→「Subscription」をクリックして展開します。

GETメソッドの/orgs/{org}/subscriptions を展開し、該当のOrg IDを入力します。
恐らくログインしているユーザーに紐付いて既に値が入っていますが、一致しているか確認しましょう。

offer_type については、「設定解除」で問題ありません。 (オンデマンド・長期契約を絞ることができる)

応答は以下のJSON形式で返ります。(参考)

{
    "anniversary_billing_date": "string",
    "auto_renewed_allowed": "string",
    "billing_frequency": "string",
    "billing_subscription_id": "string",
    "commitment_term": "string",
    "commitment_term_uom": "string",
    "csp_subscription_id": "string",
    "description": "string",
    "end_date": "string",
    "offer_name": "string",
    "offer_type": "TERM",
    "offer_version": "string",
    "product_id": "string",
    "product_name": "string",
    "quantity": "string",
    "region": "string",
    "start_date": "string",
    "status": "CREATED"
}

受領したレスポンス

レスポンスは1-2秒で返ってきました。執筆者の環境では、オンデマンド・長期契約の順番で応答がありました。

[
    {
        "anniversary_billing_date": null,
        "auto_renewed_allowed": null,
        "billing_subscription_id": "arn:aws:brio:us-east-1::agreement/x-xxxxxxxx",
        "commitment_term": "null",
        "commitmentTermUOM": null,
        "csp_subscription_id": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx",
        "description": "VMWareCloudOnAWS OnDemand Offer",
        "end_date": "3022-xx-xxT00:00:00.000Z",
        "offer_name": "VMWareCloudOnAWS OnDemand Offer",
        "offer_type": "ON_DEMAND",
        "offer_version": null,
        "quantity": null,
        "region": null,
        "start_date": "2023-xx-xxT00:00:00.000Z",
        "status": "ACTIVATED",
        "billing_frequency": null,
        "product_id": "VMC-AWS-ONDEMAND",
        "product_name": null
    },
    {
        "anniversary_billing_date": null,
        "auto_renewed_allowed": null,
        "billing_subscription_id": "arn:aws:brio:us-east-1::agreement/x-xxxxxxxx",
        "commitment_term": "12",
        "commitmentTermUOM": "MONTHS",
        "csp_subscription_id": "xxxxxxxx-xxxx-xxxx-xxxx-xxxxxxxxxxxx",
        "description": "VMWareCloudOnAWS i4i Core Service Commit Offer",
        "end_date": "2024-xx-xxT00:00:00.000Z",
        "offer_name": "VMWareCloudOnAWS i4i Core Service Commit Offer",
        "offer_type": "TERM",
        "offer_version": null,
        "quantity": "X.0",
        "region": "AP_NORTHEAST_1",
        "start_date": "2023-xx-xxT00:00:00.000Z",
        "status": "ACTIVATED",
        "billing_frequency": "Monthly",
        "product_id": "VMC_AWS_I4_CP",
        "product_name": null
    }
]

サブスクリプションのホストタイプ、開始日、開始時間・終了時間が確認できます。

Advanced SubscriptionかどうかはAPIで判別できない

執筆時点では、Advanced Subscriptionかどうかを判別するAPIは無さそうでした(ありましたら、是非教えて下さい)

念の為、手動で見分ける方法を記載します。
VMwareサポートの方に教えていただき、ブログへの掲載許可をいただきました。

VMware Cloud Services Portal (CSP)から、「サービス」→「VMware Aria Subscription Manager」にて、Paidと表示されていればAdvanced Subscriptionが適用されています。

おわりに

サブスクリプションの確認およびAdvanced Subscriptionの確認方法についてまとめました。
現時点ではAPIでの確認はできませんでしたが、今後のアップデートで可能となればいいなと思います。

また、ドキュメントにて紹介されていましたが、auth-tokenを発行すれば、ポータル経由でなくとも以下コマンドで確認することができます。

curl -H 'csp-auth-token: <value>' https://vmc.vmware.com/vmc/api/orgs/{org}/subscriptions/{subscription}

このエントリが誰かの助けになれば幸いです。

それでは、AWS事業本部 コンサルティング部の荒平(@0Air)がお送りしました!

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