[レポート]  VS Code Day 2021 – KEYNOTE – #VSCodeDay #VSCode #VisualStudioCode

[レポート] VS Code Day 2021 – KEYNOTE – #VSCodeDay #VSCode #VisualStudioCode

Clock Icon2021.01.28

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こんにちは、Mr.Moです。

初のVS Code公式カンファレンス 『VS Code Day 2021』が開催されましたね!?
本イベントではセッションがいくつか用意されていますが、本エントリーではそのうちの一つ『KEYNOTE(基調講演)』をレポートしていきたいと思います。

VS Code Day 2021とは

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Join the Visual Studio Code team and community at a live event just for VS Code users. Get a glimpse of things to come and meet the team who works on VS Code every day.

VS Code Dayは、VSCodeユーザーと開発者コ​​ミュニティのための無料のイベントです!今回はオンラインでの開催なのでどこからでも参加できますね!

公式ページは下記
https://code.visualstudio.com/vscode-day

そして下記がセッション一覧です!

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レポート

  • スピーカー
    • Erich Gamma(TECHNICAL FELLOW AT MICROSOFT)
  • タイトル
    • KEYNOTE(基調講演)

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Keynoteでは、まずこれまでのVS Codeの歴史を振り返っていきます。あまり知られていないかも知れない10年にもおよぶ制作の歴史ですね。

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2011年

当初はブラウザでコーディングすることに焦点をあてていたようです。つけられた名前はMonacoエディターですね、html5テクノロジーを活用した高性能エディターの誕生です。インテリセンスコードなどの豊富なコーディングエクスペリエンスを提供します。あまり知られていないのはUI Frameworkを使用しないことにしたことです。パフォーマンスの確保のためですね。そして製品出荷後の早い段階で多くの人に採用されていたようです。また、この段階で開発が完全にできるWeb IDEを目指すためにはドックフーディングが必要となりました。

そしてTypeScriptも重要な役割を果たしています。柔軟な開発をささえるTypeScriptの特性が無ければこの10年間の長い旅は不可能だったでしょう。 り、2007年には全員がタイプスクリプトに夢中になり、2013年までにこのワークベンチを製品として出荷する準備が整いました。

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2013年

⁠そして2013年にはVisual Studio Online "Monaco"が誕生しました。Microsoft Azure WebsitesでMonacoを使ってオンライン上で編集ができるようになったのです。しかし10倍の成長をしないといけないところ実際には多くのユーザを失うことにもなっており、ユーザを獲得するにはどうすればよいか決めなければならない状態があったようですね。このまま進むか方向転換するか...(また、名称に関しては色々と議論があったようです)

Monaco当時ちょっとだけ使ってました懐かしいですね〜

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2014年

また、この頃からマイクロソフト社がすごく良い方向に進みます。(私もこの頃からマイクロソフト社が随分変わった認識ですね) 非常にオープンな方針になりオープンソースを利用する開発者にとって魅力的であることを望むようになったのです。 そのためクロスプラットフォーム対応など話が出てきます。そしてWeb開発者をターゲットにするため、多くの言語をサポートしなければならない課題も出てきます。また、さらなる課題としてデスクトップ化がありましたが、ちょうど良いタイミングでクロス プラットフォーム向けのデスクトップ用アプリ開発ランタイムnode-webkitが出てきていました。そして最終的にElectronが採用されます。しかし、この段階では出荷にまでは至っていません。

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2015年

2015年には VS Code のPreviewがリリースされ、Linux上でのデモも行われたりしましたが、ここで大きな要望として上がっていたのが拡張が可能であることとオープンソース化です。そしていくつかの拡張機能とオープンソース化が同時に発表されるに至っています。また、開発者が好きな言語を選択するにあたりVS Codeで豊富な言語サポートをどのように取得するかが課題となっていました。

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2016年

(執筆中、正直理解が乏しい部分があるのでコチラのイベントでキャッチアップしたい!)

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2017-2019年

(執筆中、正直理解が乏しい部分があるのでコチラのイベントでキャッチアップしたい!)

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2020年

(執筆中、正直理解が乏しい部分があるのでコチラのイベントでキャッチアップしたい!)

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上記の図は現時点のVS Codeの情報です。月間ユーザは1400万人にものぼり、28,000という数の拡張機能が世に送り出されています!その他にも活発な活動が伺える数字が並んでいます。

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そして今もなお活発な活動は続いており、2011年から行っているMonthlyリリースやIteration Planも57が完了しこれもかなりの数値であり、コードが適切であることやパフォーマンスにも継続的に注力しています。

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ロードマップもあります。少々残念ながら計画していたロードマップ通りとまではいってませんが、今後の注力先としては『テスト』、『Notebooks』、『Codespaces』です。

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まとめ

再放送も日本時間の2021年1月28日(木)13:00-15:30で予定されていますので参加してみてください!

アーカイブ動画が残っています!

ちなみに日本でも独自のVS Codeカンファレンスが開催されていましたね! VS Code界隈はこれからますます盛り上がっていきそうで楽しみです^^

VS Code Conference Japan 2021

Happy Coding!

おまけ

ちなみに公式ページの下の方にいくと素敵な壁紙もゲットできるみたいですよ!

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