インタビュー：感謝のあふれる組織へ〜サンクスの活用(月刊Proflly2022年12月号)

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長浜章仁 (ながはま)

2022.12.23

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Proflly【プロフリー】チームの長浜です。
私たちのチームでは、Profllyというプロフィールビューアーサービスを開発・提供しています。

Proflly【プロフリー】 - 一人ひとりの強み・人となりを可視化する

Profllyは、社員プロフィールの登録・検索・閲覧と称賛文化を醸成するサンクスメッセージ機能があります。同じ会社で働く人たちの強みや個性をわかりやすく可視化させます。

クラスメソッド社内（グループ会社含む）でも利用しています。今回は、サンクスメッセージ機能（以下、サンクス）を積極的に利用している、AWS事業本部コンサルティング部部長の丸毛さんにサンクスを利用したきっかけや効果についてインタビューしました。

サンクス機能を使いはじめたきっかけ

長浜：ここ数ヶ月で丸毛さんが沢山のサンクスを送ってるのを見かけるのですが、何かきっかけがあったのでしょか。

丸毛さん：当初からProfllyにサンクス機能があったのは知ってたのですが、「ありがとう」はその場で伝えたりSlackのメッセージやリアクションで伝えてるので、はじめはいらないかな...と思っていました。しかし、今期の組織目標を考えている時に「感謝のあふれる組織にしたい」と強く思い、それを体現するツールとしてサンクスを利用するようになりました。

長浜：Slackのメッセージでも相手に感謝の気持ちを伝えることはできますが、なぜProfllyのサンクス機能を選択したのでしょうか。

丸毛さん：SlackだとDMのメッセージで1:1であったり、参加しているチャネルにいるメンバーにしか伝えられず。「ありがとう」は本人だけでなく、もっと他の人にも伝え知ってもらうのが良いのでは？と思うようになりました。Profllyのサンクス機能は、社員みんなが見れる場所で「感謝の気持ちを伝える」に特化しているので、Profllyを利用しました。

長浜：サンクスの月間ランキング＊1を見ると、最近丸毛さんの部門の方がランクインしてますが組織目標として掲げているのでしょうか。

丸毛さん：はじめは組織目標の一つにしようかと考えましたが目標を掲げて送るものではないと思い、個人の行動としてはじめました。それがいずれ組織の行動として伝播していき文化になっていくのではないかと思っています。

サンクス機能を利用してからの変化

長浜：サンクス機能を利用して個人または組織で何か変化はありましたか。

丸毛さん：メンバーの変化までは強く感じていないですね。個人としては、サンクスを送ることで自分の気持ちを整理する機会になっています。いつも夕方の18時ごろに送るようにしています。すぐに送るのもよいですが、夕方に1日を振り返るタイミングでもう一度思い出しながら感謝のメッセージを送るようにしています。気持ちを整理して送るので少し時間はかかりますが、人へ感謝を伝えるのに時間をかけるのは「大事な時間」だと考えています。少し古い人間かもしれませんが、思いを伝えるのに時間や手間は惜しまないところがあります。例えば、手紙を書くこともありますし年賀状の宛名も手書きします。手書きは手間で時間もかかりますが、相手を思い浮かべながら書くことで自分自身も嬉しい気持ちになります。またサンクスを送るようになってから他の人のサンクスも見るようになりました。

長浜：メンバーの変化は強く感じてないようですが、丸毛さんの部門メンバーもサンクスを送る人が増えてるように感じます。メンバーとの会話でサンクスについて話題になることはありますか。

丸毛さん：あるメンバーと1on1をした際に、「いつも夕方にサンクスメッセージを送ってますね」と言われたことがあります。なぜ夕方に送ってるのか、どんな気持ちで送ってるのかなど会話をしました。そのメンバーも共感したようで、サンクスメッセージを送ってるのを見かけるようになりました。僕は、個人の行動としてはじめましたが、少しずつ伝播していくと嬉しいですね。

長浜：話をお伺いして、丸毛さんの感謝の気持ちを伝える行動が少しずつ広がりを見せていると感じました。丸毛さんは背中で見せる人ですね！

今後について

長浜：さいごになりますが、サンクス機能を利用している中で課題に感じていることはありますか。

丸毛さん：「感謝のあふれる組織にしたい」ということでサンクスを送るようになりましたが、まだもらえることが少ないです（笑）僕自身も送るだけでなくもらえる行動をしようと思います。

おわりに

今回のインタビューで、丸毛さんの情熱に触れることができ私自身も感謝の気持ちがあふれてきました。サンクスはもらうと嬉しいものですが、送る方もあらためて嬉しい気持ちになるものです。感謝の表現方法はいろいろありますが、Profllyのサンクス機能を使い組織内でオープンにすることで感謝が伝播するきっかけになります。
　（今回のインタビューのお礼メッセージ：サンクス機能を利用）